ホンダ営業マン激白! 新型フィット登場で旧型モデルはどこまで値引き可能に?

ギリギリまで粘ればより多くの値引きも見込める?

 現行フィットであれば新車価格に対して15%程度の値引きが見込めるとのことですが、もし新型フィット発売直前まで粘ることができれば、より多くの値引きがされると期待してしまいますが、それほど単純ではないようです。

新型フィットのSUV風グレードの「クロスター」
新型フィットのSUV風グレードの「クロスター」

 前述の担当者は、発売直前の値引きについて、次のように話します。

「実際の値引き額については個々の販売店の状況などもあるのでなんともいえませんが、仮に新型フィットが発売された後に、現行モデルの在庫が余っていたとしても、極端な値引きがされることはないと思います。

 一度でもそのようにして販売すると、多くのお客さまがそれを期待してギリギリまで購入タイミングを遅らせるようになってしまい、結果として販売店にとってはマイナスになってしまうのです。

 そもそも、現在では見込み生産の精度が非常に高いので、大幅に在庫が余ってしまうことはありません。ある程度時期が進むと、在庫がなくなるまでのペースも見えてくるので、粘れば粘るほど値引き額が増えるということはないと思います」

 また、少しでも装備やオプションを外して安くしようとする交渉にも限界がありようです。

「お客さまのなかには、オーディオレス仕様などを希望される人もいらっしゃいますが、そうした仕様のモデルはそれほど多く生産していないため、あまり在庫がない場合がほとんどです。

 そういう意味では、売れ筋グレードで在庫がまだ多くあるうちに、適切な値引き交渉をするのがベストではないでしょうか」

※ ※ ※

 最新技術や装備が搭載された新型フィットか、成熟してなおかつお買い得な現行フィットを選ぶかは、使用用途や好みによって変わるためどちらが良いという答えはありません。

 しかし、新型フィットは、SUV風グレードの「クロスター」やカラフルなアクセントの「ネス」など個性豊かな5グレードが設定されます。

 さらに現行フィットのハイブリッドシステムをさらに改良したものを採用することから、新型フィットの燃費性能は大きな魅力となるかもしれません。

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Writer: Peacock Blue K.K.

東京・渋谷を拠点とするオンライン・ニュース・エージェンシー。インターネット・ユーザーの興味関心をひくライトな記事を中心に、独自の取材ネットワークを活用した新車スクープ記事、ビジネスコラム、海外現地取材記事など、年間約5000本のコンテンツを配信中。2017年創業。

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