テインのサスペンション「エンデュラプロ」はすべてにおいて純正サスを凌ぐ性能!?
テインが2017年から販売するサスペンションの特徴とは
テインは、1985年に創業したアフターパーツメーカーで、主にサスペンションの開発・販売に力を入れています。基礎開発は日本でおこない、工場は日本と中国に存在します。
そんなテインが2017年より販売しているサスペンション「エンデュラプロシリーズ」は、一般的に純正形状と呼ばれるタイプで、減衰力調整機構有りと無しの製品があります。
エンデュラプロシリーズの特徴は、車高を変えずに純正のサスペンションより乗り心地が良くなる点、スポーティなハンドリングにすることができる点、純正の約2倍の高い耐久性、そして、EDFCと呼ばれる装置をオプションで取り付けることで、車内から瞬時に、もしくは速度に応じて自動で減衰力の調整ができる点です(EDFCは一部車種に非対応)。
エンデュラプロシリーズは、数千本におよぶ世界各国の不具合品を調査し開発されました。シェルケースの肉厚化はもちろん、ケース内部の容量アップ、ピストンロッドの耐久性向上のための斜めクロス研磨などが採用されています。(ピストンロッドの高周波熱処理や硬質クロム錬金も自社内でおこない、品質向上を果たしたといいます)。
これらが、クリーンルーム生産をはじめとする徹底した品質管理のもと製造されているのです。
さらにエンデュラプロシリーズの特筆する点は、純正サスペンションに多く採用されているダンパーの底付きを防止する装置「バンプラバー」に変わり、HBS(ハイドロ・バンプ・ストッパー)と呼ばれる衝撃を熱に変換する機構をダンパー内部に採用したことです。
純正ダンパーは大きくストロークすると、ダンパー本体とアッパーマウントの間に設置されたバンプラバーが接触し、ゴムが故の跳ね返りがおきます。そのため、ダンパーの収束が落ち着くまでの時間が長くなってしまうのです。
しかしエンデュラプロシリーズは、ダンパーケース内部に第2のサスペンションであるHBSを採用したことで、大きくストロークしたときでも跳ね返りや突き上げが少なく、クルマの姿勢がピタっとおさまるのです。
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