米国生まれのEVメーカー「ルシード・モータース」は、第2のテスラとなるか!?

　米国カリフォルニア州メンロパークに本拠地を置くルシード・モータースは2007年に設立されました。そのルシード・モータースが手がけたEV市販モデル「ルシードエア」の日本での予約受付が始まりました。

　ルシード・モータースの創業者であるBernard Tseは元テスラモーターズ副社長で、CEO兼CTOのPeter Rawlinsonも、テスラ・モデルSを手掛けたデザイナーです。デザイン戦略を統括するDerek Jenkinsは、北米マツダで「マツダ6」や「マツダ3」などのチーフディレクターを務めていました。
　
　ルシードエアは、美しいラグジュアリーな外装デザイン、エレガントな内装が大きな特徴です。
　
　超薄型のLED式ヘッドランプは4870個のマイクロレンズを使い、運転状況に合わせて照射範囲を自動で最適にコントロールします。

　最高出力が400馬力の後輪駆動車で、1回の充電による航続可能距離は386kmです。これは、プレミアムオプションの追加で性能アップが可能です。

　効率的に配置されたパワートレインによって、室内空間は広くとられ、車両前後にトランクルームがあります。また、プレミアムオプションでグラスルーフが装着可能です。

　前席は標準が12段階で調節可能なパワーシート、オプションでマッサージ機能付き22段階パワーシートにできます。後席の標準はベンチシートとなりますが、55度までリクライニングするエグゼクティブシートにオプションで変更が可能です。

　ベース車両価格は、960万円（ベース車両価格。プレミアムオプション別、税諸費用別）、予約金は29万4000円（税込）からです。納車開始は、2020年を予定。

　日本での販売に関しては、デロリアン・モーター・カンパニーが、ルシード・モータース社と交渉のうえ、正規輸入代理店契約を締結する計画です。