現役レースクイーンに聞いた「女性が嫌がる運転・マナー」とは?
王道のデートのひとつとして人気なのが、ドライブデートです。しかしイマイチ盛り上がらず、その後音信不通に…という経験がある人もいるのではないでしょうか。女性は、あなたの運転やマナーをよく見ています。女性が嫌がる運転とはどのようなものなのか、現役レースクイーンに聞いてみました。
運転で分かるその人の本質、同乗者に気を遣ってますか?
「いい人なのに、ハンドル握ると性格が変わる」とか、「運転でこの人の本質が見えた」などという話を聞きます。
行動心理学でも、「とっさの判断が求められるクルマの運転は、人間の本質が出やすい」といわれています。
とくにドライブデートでは、女性は男性の運転マナーをしっかり見ています。せっかくドライブデートに誘ったのに、いまいち盛り上がらずに終わってしまったということはありませんか。
今回は、サーキットを華々しく彩る現役レースクイーンに、どんな運転が嫌なのか、突撃取材してみました。
●「俺は運転が上手い」と勘違いしているのは最悪
それなりに運転経験を積んでくると、「俺の運転もなかなかだな」などと自画自賛することもあると思います。その割には同乗者がいつも無口になっているようなことは、ないでしょうか。
2018年はスーパー耐久、2019年はMFJスーパーバイク(全日本ロードレース選手権)でレースクイーンとして活躍する東雲かんなさんは、次のようにコメントします。
「仕事だけでなく、プライベートでもクルマに乗せてもらう機会は多いのですが、いちばん困るのが『俺って運転うまい』と勘違いしている人です。
レーシングドライバーのそばでサポートさせていただいている私たちからすれば、大抵『運転がうまい』と自慢する人はうまくないと思います。とくに一般道でやたらとスピードを出す人は最悪です。同乗者の命もかかってることを忘れないでほしいですね」
やたらと車線変更してどんどん前に出たがる人は、昔から「悪い運転」の定番ではありますが、やはり急加速や急ハンドル、ギリギリブレーキなどは女性の評価も低いようです。
「これだけあおり運転に対して厳しい目が向けられているのに、自分があおり運転に近い運転をしている自覚がないというのは自己中心的だし、私に対しても気を遣ってもらえないんだなって思います。
車線変更して入ってくるクルマにスペースを譲るぐらいの余裕ある運転なら、オトコの株も上がるんですけどね」
●運転中の暴言、舌打ちで「人の器」が計られている
2019年の鈴鹿8耐でレースクイーンをしていた杉星花さんは、周囲のクルマの挙動にイライラして暴言を吐いたり声を荒げる男性にはがっかりしてしまうといいます。
「車内で普通に会話しながら運転していたのに、突如顔つきが変わって暴言を吐かれたら、『うわっ……』て思いますよね。
ひどい割り込みをされたのならまだしも、前のクルマがちょっと遅いぐらいでイライラされたら、いつか私もつまらないことで怒られるのかと思います」
また言葉でなくても、非常に評判が悪いのが「舌打ち」です。ついつい「チッ」といってしまうこともありますが、同乗者の立場からすれば「なんでそんなにイラついてるの? 余裕がないなぁ」と思うのだとか。
むしろ同乗者がいる場合は、十分な車間距離を保ちながら交通の流れに乗って運転するのがスマートに見えるのだそう。運転するときは心の余裕を持つことを心がけたいものです。
こーいう片方の属性視線の隔たり記事が上手いと思うのが最悪
突撃取材のわりには何だか自分をえらく買い被ってるようなレースクイーンのコメントだけど?