車がガス欠どうなる? 甘く見ると高額な修理代も必要になるトラブルとは
ガス欠が原因で起きる故障もある!? 後で発生するトラブルとは
ガス欠が起きると、クルマが立ち往生することで時間や代金がかかるだけでなく、クルマの内部にもダメージが及ぶといいます。
JAFは、次のように説明します。
「ガス欠が繰り返し起きると、クルマへのダメージを及ぼす原因となります。具体的には、燃料ポンプやスターターモーター、バッテリーなどの寿命が短くなる可能性が高くなります。
燃料ポンプは、ガソリンタンクからエンジンに必要なガソリンを供給する役割を担いますが、エンジンが稼働している間は、つねに燃料ポンプのモーターは高速で回転しているため、モーターの潤滑と冷却には、燃料に含まれている油分を利用しています。
ところが、ガス欠を繰り返すと燃料ポンプが空転して、モーターの潤滑性が失われてしまうため摩擦熱や摩耗による故障を誘発してしまうのです。
また、ガス欠時には燃料のパイプラインからもガソリンがなくなるため、給油してスターターモーターを回しても、ガソリンはすぐに行き渡りません。そのためスターターを多く回すことになり、スターターやバッテリーの負担は大きくなります」
※ ※ ※
クルマの燃料タンクには燃料が入っていることが前提となっているため、ガス欠を起こすと後々トラブルの原因となります。
高速道路で遠出をする際や、土地勘の無い場所へドライブをする際には、事前にガソリンスタンドの場所を調べておくのが得策だといえそうです。
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