交差点内の立ち往生は違反? 危険な交差点での正しい通行方法とは
タイミングが難しい? 交差点での右折のルール
交差点を通るクルマのなかには、運転に不慣れなのか、右折することに躊躇しているようにみえる車両が見かけられます。

右折する際の適切な方法とは、どういうものでしょうか。
道路交通法施行令第21条によると、右折に限らず、交差点でウインカーを出す(曲がる合図を出す)適切なタイミングは、曲がる3秒前か、交差点の30メートル手前であると定められています。
周囲のクルマの流れにあわせて、右折することをアピールするために十分な時間をとるようにしましょう。
右折する際は、クルマを車道のセンターライン側に寄せて、車道に対してクルマが平行になるようにして、タイミングを図ります。クルマが途切れて実際に右折するときは、交差点の中央に近いルートを通るようにして通過するのが望ましいです。
また、根本的なルールとして押さえておきたいこととしては、右折よりも直進および左折の方が優先であるということです。
これも、道路交通法第37条で「車両等は、交差点で右折する場合において、当該交差点において直進し、又は左折しようとする車両等があるときは、当該車両等の進行妨害をしてはならない。」と定められており、違反した場合は罰則もあります。
地域によっては、直進より右折が優先されるというローカルルールがあるとされるエリアも存在しているようですが、完全に法律違反にあたる行為です。ドライバーひとりひとりが改めてルールを遵守することが求められます。
Writer: くるまのニュース編集部
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