素直なハンドリングで幅広いユーザーにオススメ! 新型メルセデス・ベンツBクラス試乗
2019年6月6日に日本に上陸した、3代目となるメルセデス・ベンツ新型Bクラス。先代よりもスポーティなデザインとなったBクラスの走りはどうだったのでしょうか? モータージャーナリストのこもだきよし氏が都内の一般道/高速道路で試してみました。
Aクラスとはデザインもコンセプトも大きく異なる
2018年秋のパリサロンで7年ぶりのフルモデルチェンジとして発表された新型メルセデス・ベンツBクラスが日本に上陸しました。日本の道で新型Bクラスはどんな走りを見せるのでしょうか?
2006年に日本に登場した初代から始まり、3代目になったBクラスですから、すでにAクラスとともにメルセデス・ベンツのコンパクトカーとして広く認知されています。コンパクトカーとはいっても全長4425mm、全幅は1795mmもあり、欧州の分類では「Cセグメント」に属しています。
Aクラスのプラットフォームとエンジンを使いながらも、Bクラスのボディは独自のフォルムとデザインで個性を出しています。先代よりスポーティでラグジュアリーに生まれ変わりました。
DRL(デイタイム・ランニング・ライト)はライトユニット上部に2本のLEDが眉毛のように光ります。このヘッドライトはBクラスのオリジナルデザインで、Aクラスの切長タイプから端が丸くなって穏やかさが出ています。
車高はAクラスの1420mmに対し145mmも高い1565mmなので、ヘッドライトだけでなく、ドアハンドルなどのパーツ類も全体のバランスをとったデザインになっています。リアからの眺めは先代に比べてワイド&ローになって安定感を増したデザインになりました。
空気抵抗係数はさらに小さくなりCd=0.24になりました。空気抵抗を減らすのは繰り返しの風洞実験が必要で開発に苦労しますが、高速走行時の燃費が良くなるだけでなく、風切り音の低減など快適性を向上させることにも大きく寄与します。
こうした見た目の変化だけでなく、実際に乗ってドライブするときの快適性も向上しています。背が高いぶんだけAクラスより広いのが特徴でしたが、さらに広い車室空間とユーティリティが強調されるようになりました。
前席の室内幅は1456mmと先代よりも33mm増え、ヘッドルームも5mm拡大されています。後席バックレストは4:2:4の分割可倒式を採用し、乗員と荷物の量や寸法に合わせて使えるバリエーションが増えました。ただしリアシートのスライド機能やリクライニング機構はありません。
エンジンはB180用にガソリンの「M282型」、B200dには「OM654q型」と呼ばれるディーゼルエンジンが搭載されます。「B180」は8%の消費税込みで384万円、2019年10月から発売される「B200d」は10%の消費税込みで422万円です。
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何をもって素直なハンドリングと言ってるのか意味がが分からん
前軸より前に駆動系が配置されるFF車に企業お抱えの評論家の試乗記、初乗りなら一般ドライバーから選出するべきだろ