なぜ起きる? 常に渋滞している国道が存在する理由

“魔の環七”と旧国道との合流が渋滞の原因

大型連休だけではなく日常的に渋滞が起きる道路も(写真はイメージ)

 東京都から青森県までを縦断する日本一長い国道が「国道4号線」です。この路線の渋滞ポイント(環七通り交差点から西保木間交差点まで)もまた、環状七号線に起因します。

 東京から向かった場合、まず「環七通り交差点」が渋滞の起点となります。さらにその手前には「千住新橋」という日常的に交通量の多い橋があり、続けて環状七号線と交差することで、渋滞の原因となります。

 その後、「梅島」や「竹ノ塚」といった人口の多い区域を抜けた、「西保木間」の交差点までが渋滞ポイントとなっていて、この交差点は旧国道4号線との分岐点でもあります。

 ちなみに住宅街を擁することから、やはり朝方が混むようで、とくに埼玉県越谷市方面から都内を目指す上り線が渋滞するということです。

 2018年のランキングでは5位、そして2015年には年間の渋滞ワースト1位にもなってしまったのが、 「国道1号線」の静岡県沼津市「江原公園」から「市立病院南」の間です。この区間は沼津バイパスとなっています。

 とくに江原公園交差点の場合、上り線の右折レーンが常に混雑しており、「片側三車線の道路が一車線に感じる」というドライバーの意見さえ聞かれるほどです。そのため割り込みによる事故も多発し、交通事情の悪化に拍車をかけています。

 過去にも同区間を含む区域が何度もワースト5入りをしており、国道1号線の中でも、もっとも混雑するポイントとなっています。

 できれば避けておきたい渋滞スポットですが、生活環境や仕事の関係でそうもいかないというドライバーも多いことでしょう。しかしイライラは事故の元です。時間的余裕を持って、安全運転を心がけていきたいものです。

【了】

事故がなくても渋滞は起こりうる(4枚)

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