なぜ京都・二条城で開催? クルマの美を競う祭典「コンコルソ・デレガンツァ」とはどんなイベント?
最優秀賞は「ランボルギーニ」と「ザガート」のダブルネーム
クルマの美を競い合う催しであることから、最優秀賞である「ベストオブショー」が選ばれます。今年はランボルギーニ「350GTザガート」が受賞しました。
アメリカからエントリーしたこのクルマは、「350GT」をベースにザガートの手で2台のみ作られたうちの1台で、いわばランボルギーニとザガートのコラボレーション作品といいでしょう。
このクルマはアメリカで車検を取得し、実際に走ることができる状態を保っています。今回もイベント終了後に2泊3日の日程で行われた四国までのツアーに参加。トラブルもなくワインディングロードを駆け巡っていました。
じつはもう1台、ザガート100周年を記念した新たなコラボモデルもお披露目されました。ランボルギーニ「5-95ザガート100thアニバーサリー」です。
以前ザガートは、「ガヤルド」の関連モデルをベースに同社の95周年記念モデルを作成しました。
この新たなコラボモデルはそれを100周年モデルとしてリデザインしたもので、トランスミッションも標準のe-ギア(ランボルギーニの自動MTシステム)からMTに換装され、ランボルギーニのテストドライバーであるバレンティーノ・バルボーニ氏自身がチューニングを行った、いわば本当のスペシャルモデルです。
バルボーニ氏本人もサプライズで登場し、イベントを大いに盛り上げていました。
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毎年進化を遂げている本イベント。今年は、海外から出たいという自発的なエントリーがあったということから、自動車愛好家からの注目も年々高まっているといえます。
【了】
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