2世代ヒットは難しい? 先代爆売れでも次期型が低迷する理由とは
「大ヒットしたクルマがフルモデルチェンジすると売れなくなる」という、一種のジンクスのようなものがクルマ業界にあります。それはなぜなのでしょうか?
大ヒットした初代がモデルチェンジすると残念なことになる?
日本には、同じ車名を使いながら何年も販売されているモデルが数多く存在します。しかし、どんな人気車種であっても発表から時が経てば商品力が落ちてきてしまうものです。
商品力が落ちてきたクルマの魅力を取り戻すためにメーカーが行うことといえば、シャーシーやエンジンを刷新して全く新しいモデルに作り変える「フルモデルチェンジ」が挙げられます。しかし、メーカーが期待を込めて行ったフルモデルチェンジも時として失敗に終わってしまうのも良くあることです。
そして、大ヒットをした車種のフルモデルチェンジほど難しいものは無いといって良いでしょう。「2世代続けてクルマをヒットさせるのが難しい」ことは、クルマ業界ではジンクスにもなっているのです。
大ヒットした初代に比べて販売が振るわなかったクルマの例として、トヨタの「bB」や「ヴィッツ」が挙げられます。コンパクトなボディとエンジンにアメ車のようなエクステリアが与えられた初代bBは、それまでにない独特のスタイルや、カスタマイズパーツの多さなどが若者にうけ、初期受注は目標の6.5倍にもなる3万2500台を記録しました。
また、初代ヴィッツはそれまでのコンパクトカーの常識を変えたクルマといっても過言ではありません。ギリシャ人デザイナーによる洗練されたデザインや、室内の広さや使い勝手のよさ、そして衝突安全ボディGOAによる安全性能の高さなどが国内外で高く評価され、一躍グローバルモデルとなりました。
しかし、この2台はモデルチェンジをして2代目になると、初代モデルのように爆発的に売れることはありませんでした。
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