「プリウス」「アクア」「ノート」… いま最も売れている人気トップ5とは
人気のコンパクトカー市場では、トヨタ「プリウス」や日産「ノート」とった知名度の高いモデルが多くラインナップしています。そのなかで、『販売台数No.1』を謳っているクルマは、実際にどのくらいの台数が売れているのでしょうか。人気コンパクトカーのトップ5を紹介します。
2018年売れ筋コンパクトカートップ5
クルマを買う時、特別な思いや必要装備が決まっていなければ、売れているクルマを選びたくなるのが人の心かもしれません。『販売台数No.1』を謳う広告も頻繁に見かけますが、本当はどのくらい売れているのでしょうか。
日本自動車販売協会連合会(通称:自販連)が公開している『乗用車ブランド通称名別順位』から、売れ筋のコンパクトカーに絞って2018年1月から12月までに売れた台数と、車両価格を調べてランキング形式で紹介します。
●【1位 日産「ノート」13万6324台(前年比98.1%)】
日産「ノート」の2018年内の販売台数は、前年比98.1%と好調を維持し13万6324台となり、乗用車ブランド通称名(商品名)別順位で堂々の1位に輝いています。
テレビCMでも見かける『技術の日産』を象徴する、エンジンで発電してモーターだけで走る「e-POWER」。最上位グレードである「e-POWER MEDALIST FOUR ブラックアロー」(モーターアシスト方式4WD)の価格は、264万0600円と一般的なコンパクトカーより高めの設定。
e-POWERシリーズのベーシックグレードである2WDの「e-POWER S」であれば190万1880円となります。e-POWERではなく、79psを発生する1.2リッターのベーシックグレードである「S」ならば142万1280円とリーズナブルな価格設定となっているため、シティーユースなどに人気です。
●【2位 トヨタ「アクア」12万6561台(前年比96.2%)】
トヨタ「アクア」の2018年内の販売台数は12万6561台、前年比96.2%です。日産「ノート」に負けてしまった感がありますが、1.5リッターエンジン+モーターのハイブリッドシステムを搭載。
現在、販売されている最上級グレードで「インテリジェントクリアランスソナー」を装備し、ボディーカラーやインテリアなどを変更した「特別仕様車 Crossover“Glam”」の車両本体価格は212万3280円です。
また、ハイブリッドのベーシックグレードである「L」であれば178万5240円ですので、「ノート」と迷う人が多いのもうなずけます。