「プリウス」「アクア」「ノート」… いま最も売れている人気トップ5とは
デビューから20年以上、あのトヨタの人気車種もランクイン
●【3位 トヨタ「プリウス」11万5462台(前年比71.8%)】
世界初となる『量産ハイブリッド自動車』として1997年にデビューしたトヨタ「プリウス」。
現行モデルは、4代目となり、2018年内の販売台数は11万5462台(前年比71.8%)と低迷してしまいました。
初代の1.5リッターエンジン+モーターのハイブリッドシステムから、現在はシステム全体の高効率化がされた1.8リッターエンジン+モーターのハイブリッドシステムを搭載し、コンパクトカーと呼ぶよりは少し上級なクルマへと成長しています。
その車両本体価格も、最上級グレードの「Aプレミアム“ツーリングセレクション”E-Four」では347万8680円、もっともベーシックな「E」でも251万8560円ですので、エクステリアデザインの好き嫌いが言われることも多いですが、低価格ハイブリッド車の登場などによる価格面の影響も販売減少の原因ではないでしょうか。
●【4位 トヨタ「シエンタ」9万4048台(前年比97.1%)】
コンパクトカージャンルで販売数4位となったのはトヨタ「シエンタ」。前年比97.1%の9万4048台と好調を維持しています。
コンパクトサイズのミニバンでありながらも乗車定員6/7名の3列シート車ですが、2018年のマイナーチェンジ時には、最大荷室長2065mmのラゲージスペースが魅力の2列シート車「FUNBASE X」と「FUNBASE G」を新たに設定しました。
1.5リッターエンジン+モーターのハイブリッドシステムを搭載した最上位グレードの「G Cuero(ジークエロ)」(7人乗り)の車両本体価格は253万2600円。
ハイブリッドのベーシックグレードである「FUNBASE X」(5人乗り)であれば218万7000円。もっともベーシックな1.5リッターガソリンエンジン車の「FUNBASE X」(5人乗り)であれば177万6600円のため、コンパクトサイズのミニバンが欲しい方には、手の届きやすい価格帯です。
●【5位 ホンダ「フィット」9万0720台(前年比92.6%)】
ホンダ「フィット」の2018年内の販売台数は9万0720台 前年比92.6%でした。センタータンクレイアウトを採ったことで室内空間が広いことや、ベーシックなコンパクトカーでありながらも、堂々としているように見えるエクステリアデザインは、多くのドライバーたちに愛されています。
1.5リッターエンジン+モーターのハイブリッドシステムを搭載した最上級グレードである「HYBRID・Modulo style Honda SENSING」の4WD車は、車両本体価格241万9200円とコンパクトカーとしては高価ですが、ハイブリッドモデルのベースグレード「HYBRID」の2WDなら169万9920円です。
さらに、1.3リッターガソリンエンジンを搭載するベーシックモデル「13G・F」なら142万8840円ですので、手ごろな価格のコンパクトカーが欲しい方にはオススメです。
【了】