1150kgの軽量な車体に600PSのエンジンを搭載 英国「ジネッタ」が新型スーパーカーを発表

1958年に設立された英国「ジネッタ」は、ハンドメイドのスーパーカーやレーシングカーを生産する自動車メーカーです。

自然吸気の6リッターV8エンジンを搭載したジネッタ製スーパーカー

 レーシングカーやスーパーカーをハンドメイドで製造する英国「ジネッタ」は、2019年3月にスイスで開催されるジュネーブモーターショー2019で新型のスーパーカーを初公開します。

英国「ジネッタ」製の新型スーパーカー

 モータースポーツに主軸をおいた車両を少数生産するジネッタは、1958年に設立された英国の自動車メーカーで、これまでにも「F400」や「G40」などの軽量な車両を製造・販売してきました。

 ジュネーブモーターショー2019で発表される新型スポーツカーは、すべてが新設計となっており、最高出力600PSを発揮する自然吸気の6リッターV8エンジンとパドルシフト付の6速ミッションを採用。

 カーボンファイバー製のシャーシを用いることで、大排気量のスーパーカーでありながら、1150kgという軽量な車体に仕上げられています。
 
 また、従来のスーパーカーよりも後方にエンジンを搭載することで、フロント49%、リア51%という理想的な重量配分を実現したジネッタ製の新型スーパーカーは、調整可能なダブルウィッシュボーン式サスペンションを採用。
 
 レース活動で得たノウハウをフィードバックすることで、市販車最高レベルの走行性能と品質を実現しています。
 
 その他、ABSやトラクションコントロール、リバースカメラ、自動ヘッドライト、パークセンサー、モバイル用ワイヤレス充電機など、現代のクルマならではの装備を備えたジネッタ製スーパーカーは、2020年に20台を生産予定です。

【了】

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