新成人の約3割が“若者のクルマ離れは自分のこと”と実感 車両価格の高騰もマイカー所有の妨げに!?
若者のクルマ離れが叫ばれる近年の自動車業界ですが、実際に新成人(1998年4月2日から1999年4月1日生まれ)を迎えたユーザーの免許保有率やマイカーに対する意識はどのようなものでしょうか?
“いつかは自分のクルマを所有したい”新成人は5割越え
自動車保険などを展開するソニー損害保険は、2019年の新成人(1998年4月2日から1999年4月1日生まれ)1000人を対象に、カーライフに対する意識調査を実施しました。
この調査結果では新成人の運転免許保有率やクルマの購入意欲などが発表されていますが、対象となった1000人のうち、約4割がAT限定免許、約2割がMT免許を保有。残りのユーザーの中の2割は時期未定ながら取得予定と回答しています。
今回の調査では、“若者のクルマ離れ”に対する質問に対し、自分自身がその対象に“あてはまる”が33.6%、“あてはまらない”が35.3%とかなり拮抗する結果となっており、“あてはまる”の割合は、2018年の調査時よりも3.7ポイント減少。
マイカー所有率は全体の約17%ながら、“いつかは自分のクルマを所有したい”と答える回答者が約5割を超えるなど、マイカーに対する憧れを抱く新成人はいまだに多数派となっています。
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