発売から50年オーバーも!? 隠れたロングセラーなクルマ5選
37年もフルモデルチェンジされなかったクルマ
●日産「サニートラック」

日産「サニートラック」は『サニトラ』の愛称で親しまれたクルマです。今回の5車種のなかで、唯一販売が終了した絶版車になります。
誕生は1967年で「B10型 サニー」をベースに作られました。しかし、初代は意外と短命で、4年ほどで2代目となる「B120型 サニートラック」にバトンタッチされます。
1971年、「B110型 サニー」をベースとしたモノコックボディの「サニートラック」が発売。ここから1994年の販売終了まで、一度もフルモデルチェンジすることはありませんでした。
ところが、「サニートラック」歴史はまだ終わりませんでした。南アフリカで「BAKKIE(バッキー)」という車名で継続して製造・販売されていたのです。
「バッキー」は名機と名高い「A型」エンジンも継続して搭載せれ、ボディはハイルーフとなっていました。また、トランスミッションは国内モデルで採用されなかった5MTが搭載され、これを流用したい『サニトラ』愛好家が多かったといいます。
最終的に「バッキー」は2008年まで販売され、37年間もモデルチェンジされなかったことになります。
【了】
Writer: くるまのニュース編集部
【クルマをもっと身近にするWEB情報メディア】
知的好奇心を満たすクルマの気になる様々な情報を紹介。新車情報・試乗記・交通マナーやトラブル・道路事情まで魅力的なカーライフを発信していきます。クルマについて「知らなかったことを知る喜び」をくるまのニュースを通じて体験してください。




































