安いクルマより絶滅が危惧される? 1000万円以上のMT車5選

ポルシェもPDKが標準、MTは減っていく?

●ロータス「エヴォーラ GT 410 SPORT」1468万8800円

数多くMT車があるロータスのなかでも高級路線の「エヴォーラ」

 ロータスは天才技術者である故コーリン・チャップマンが起こした会社で、最初は小規模なキットカー製造の会社でしたが、後に大規模なスポーツカーメーカーに成長しました。

 また、レーシングカーの製造でも成功を収め、F1では数々の斬新なアイデアを組み込み、1970年代までチャンピオンを何度も獲得しました。

 いまのロータスは中国の自動車メーカー「ジーリー」の傘下ですが、スポーツカーを作り続けています。

 ロータスのラインナップでは全車にMTが用意されています。この「エヴォーラ GT 410 SPORT」は4シーターも選べるフラッグシップカーとなっています。

 エンジンはトヨタ製の「2GR-FE型」3.5リッターV6エンジンにスーパーチャージャーを装着し、最高出力は416PSを発揮します。

 これに6MTが組み合わされ、最高速度は305km/hと、ロータスらしからぬスーパーカーとなっています。

●ポルシェ「ボクスターGTS」1038万円

初代から一貫してMT車をラインナップしてきた「ボクスター」

 伝統的にポルシェはMT車をラインナップし続けています。4ドアハッチバックの「パナメーラ」やSUVの「カイエン」も、かつてはMT車を選ぶことができたほどです。

 本来は911を紹介するところなのですが、2019年春には新型が出ることが決まっているので、今回は「ボクスターGTS」に触れてみます。

 ポルシェも「911GT3」など高性能モデルではPDKと呼ばれるDCTが標準となっています。しかし、まだまだMT車を求めるリクエストも多いです。

 この「ボクスターGTS」は「911」よりもコンパクトで純粋な走りを楽しむモデルになっており、エンジンは2.5リッター水平対向4気筒ターボでミッドシップにレイアウト。最高出力は365PSと、ベースモデルより65PSアップの高性能モデルです。

 組み合わされるトランスミッションは6MTで、サスペンションやブレーキも強化され、性能的には「911カレラ」と同等となっています。

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