冬のボーナスで狙えるかも!? 200万円以下のベーシックな輸入車5選
個性派揃いの安価な輸入車
●ルノー「ルーテシア ACTIF」199万円
ルノー「ルーテシア」もプジョー「208」と同様にBセグメントのクルマです。欧州では「クリオ」という名前で販売され、ヨーロッパ・カー・オブ・ザ・イヤーを受賞するなど、優れたベーシックカーとしてヒットしています。
日本での歴史も長く、1991年には初代「ルーテシア」が発売されていました。
ベーシックグレードの「ルーテシア ACTIF」は1.2リッターの4気筒ターボで118PSを誇ります。これに6速デュアルクラッチ・トランスミッションを組み合わせるなど、200万円を切る価格でもメカニズムは上級車に引けは取りません。
●フィアット「500 1.2POP」199万8000円
イタリアの元祖ベーシックカーといえばフィアット「500(チンクェチェント)」が頭に浮かびます。1950年代に作られた「ヌォーヴァ 500」はリアに2気筒エンジンを積み、日本の軽自動車とほとんど変わらないサイズで、イタリア人の足として大ヒットしました。累計の生産台数は367万8000台にもなります。
その「ヌォーヴァ 500」をモチーフに作られたのが、いまの「500」です。ベーシックグレードの「500 1.2POP」のエンジンは1.2リッターの4気筒自然吸気で、最大出力が69PSと、ちょっと心もとないですが、990kgと軽量化された車体には十分な性能となっています。
「500」の内外装デザインはクラシカルかつ可愛くまとめられていて、とくに女性ユーザーに人気となっています。ただし、室内の広さや荷室は軽自動車よりも小さく、デザイン重視となっています。
クラシカルな趣ながらも「Apple CarPlay」や「Android Auto」に対応した最新の7インチタッチパネルモニター付オーディオを標準装備するなど、最新装備は充実しています。
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今回紹介した200万円以下の輸入車5車種ですが、じつはこれ以外に200万円以下の輸入車は、現在ありません。少し前まではもっとあったのですが、車格が上がったり、装備が充実したことで200万円をわずかに超えてしまいました。
車両価格が200万円以下ならば、今どきの軽自動車を買う予算で手が届きます。国産車に比べて使い勝手や装備は見劣りするかもしれませんが、それを差し引いても輸入車の魅力は国産車とは違う個性的なデザインや、乗り味にありますので検討してみてはいかがでしょう。
【了】