三菱「“新型”パジェロ」7年ぶり復活でまもなく予約開始! なぜ「早速注目モデル」に? 本格クロカンの“再来”で世界から熱視線を浴びる「基本構造」とは
三菱自動車の「パジェロ」が復活しました。7年ぶりの国内復活に湧いていますが、その注目ぶりは国内にとどまりません。なぜ注目されるのでしょうか。
新型「パジェロ」が注目される理由とは?
三菱自動車工業が2026年5月末に行った新中長期ビジョンで正式に復活が宣言された「新型パジェロ」のワールドプレミアが、2026年9月2日に東京にて開催されました。
新型パジェロの世界初披露とあって、会場には日本だけでなく、パジェロが活躍するタイ、オーストラリア、ベトナム、メキシコ、ウルグアイからもメディアを招待。さらに会場前には新型パジェロの登坂性能を示すデモランも実施されるなど、大々的なイベントとなりました。
なぜ復活のパジェロが多くの人たちから注目されているのか、その秘密に迫ります。
最初に、少しパジェロの歴史を紐解いてみましょう。
初代モデルは1982年に登場し、「ジープ」のような高い悪路走破性を受け継ぎつつ、オンロードの走行性能と快適な乗用性能を兼ね備えたオールラウンダーな四輪駆動車として誕生しました。多彩な仕様が展開され、日本のSUVの原点といえる存在でした。
爆発的なヒットとなったのはバブル真っ只中の1991年に登場した2代目で、歴代モデルで最もバリエーションも豊かで、車両の進化が加速したモデル。まさに近代パジェロの源流といえます。
その象徴が、シリーズ初のフルタイム4WD「スーパーセレクト4WD」の採用でした。使い勝手の高まったパジェロはレジャー愛好家やファミリー層、都会派のユーザーまで幅広く愛用されることになりました。
またダカールラリー(旧:パリ・ダカールラリー)参戦のホモロゲモデル「パジェロエボリューション」では、シリーズ初の4輪独立懸架を採用したのも大きな話題に。

1999年登場の3代目では、新たな挑戦としてビルトインラダーフレームのモノコックボディに進化させ、軽量化とボディの強化を両立。さらにエボリューションに先行投入した独立懸架を採用し、4WDシステムも「スーパーセレクト4WD-II」に進化。オンロードを含む走行性能と乗用性能にも磨きが掛けられました。
そして先代となる4代目は2006年に登場。3代目の魅力を全面的にアップデートしたモデルであり、特徴であるビルトインラダーフレームのモノコックボディの強化や軽量化のためのアルミ製ボンネットの採用、スーパーセレクト4WD-IIの進化が図られました。
当初はガソリンエンジンだけでしたが、後にクリーン化を図ることで、ディーゼルエンジンも復活させています。
しかし残念ながら、国産SUVではスズキ「ジムニー」シリーズ以外で唯一だった3ドアのショートボディの国内向け製造が2018年2月に終了。さらに主力の5ドアロングボディに関しても、翌年となる2019年7月、国内向けモデルを9月の生産終了することを発表。
海外向けについてはしばらく継続生産が行われていましたが、それも2021年7月をもって終了し、パジェロの歴史に幕が閉じられました。
しかし、パジェロシリーズとしては弟分となる「パジェロスポーツ」が、今日まで継続生産されており、その伝統が受け継がれてきました。
以前からも、ファンやクロカン好きからはパジェロの復活に期待する声があり、特に2023年末に日本再導入が発表されたピックアップトラック「トライトン」に試乗し、その進化に驚いた人も多く、彼らの想いは募るばかりでした。





































































































