全長3.7m! トヨタ「新型ルーミーX」発表! めちゃ便利な「両側スライドドア」搭載した“ちょうどいい”コンパクトワゴン登場! 新車183万円の「お手頃プライス」に“快適装備”モリモリ装備!「使い勝手バツグン」のエントリーグレードとは!
2026年8月31日の一部改良を経たルーミーのラインナップ中、最も手頃な価格で購入できるのが「X」グレードです。価格は183万400円で、最上グレード「カスタムG」(4WD・234万6300円)との差額は約52万円。今回の改良ではこのエントリーグレードにこそ多くの新装備が投入されており、「最安だから物足りない」というイメージを覆す内容になっています。
全長3.7m! トヨタ「新型ルーミーX」発表!
トヨタは2026年8月31日、コンパクトハイトワゴン「ルーミー」の一部改良を実施したと発表し、同日より販売を開始しました。
ルーミーは、2016年11月の誕生以来、すでに10年目を迎えたロングセラーモデルです。
室内空間の広さと日本の道路事情にマッチした扱いやすいボディサイズ(全長3700-3705mm×全幅1670mm×全高1735mm)から、ファミリー層を中心に多くの支持を集めてきました。
今回の一部改良では、予防安全機能の高度化と快適装備の充実、そして新たなパッケージオプションの設定により、全方位で商品力を引き上げる改良となっています。
そして特筆すべきは、ルーミーのラインナップのなかでも最も手頃な価格で購入できる「X」グレード(以下、ルーミー X)への装備追加が、集中的に行われた点にあります。
運転席アームレストと運転席シート上下アジャスターが新たに採用され、体格に合わせた適切なドライビングポジションの調整が可能になりました。
あわせて助手席シートアンダートレイも新設され、小物の収納力も向上しています。
これまで上位グレードとの差として語られがちだった細かな快適性が、ルーミー Xでも大きく底上げされた形です。

メーター周りの質感向上も見逃せません。
視認性に優れた2眼式のオプティトロンメーターとTFTカラーマルチインフォメーションディスプレイがルーミー Xに新設され、運転席まわりの先進感が大きく引き上げられています。最安グレードとは思えないほどの質感向上が、今回の改良の大きな特徴です。
安全性能の面でも、ルーミー Xは決して妥協した仕様ではありません。
予防安全機能「スマートアシスト」が全車に標準装備化され、交差点右折時に直進してくる対向車を検知する機能や、右左折時に対向方向から横断してくる歩行者を検知する機能もXグレードから適用されます。
乗員保護の面でも、運転席および助手席のSRSサイドエアバッグと、前後席をカバーするSRSカーテンシールドエアバッグが全グレードに標準装備されました。エントリーグレードだからといって衝突安全性能で妥協する必要はなく、最上級グレードと変わらない安心感をそのまま享受できます。
一方で、上位グレードとの違いも正直に把握しておく必要があります。
エアロスタイルのカスタムグレード「カスタムG-T」「カスタムG」に標準装備で、「G-T」「G」にオプション設定された電動パーキングブレーキ・ブレーキホールド・停止保持機能付ACCは、ルーミー Xには用意されていません。
渋滞時の疲労軽減効果が期待できるこれらの装備を求める場合は、上位グレードを検討する必要があります。
また、「パノラミックビュー対応ナビレディパッケージ」も、ルーミー Xを除く全車が対象となっています。
狭い駐車場でのアラウンドビューを重視する場合は、この点も踏まえて検討したいところです。
ただし全車でオプション設定される「ディスプレイオーディオパッケージ」(9インチディスプレイオーディオ・HDMI入力端子・通信/充電用USB端子)は、ルーミー Xでもしっかり適用されます。
ボディカラーの面でも、ルーミー Xは取り残されていません。
新たに全車標準色として設定された「グレイッシュオリーブメタリック」は、ルーミー Xでも選択可能です。落ち着いた印象を与えるこの新色によって、エントリーグレードであっても個性のある一台に仕上げることができます。
ルーミーが持つ「室内空間の広さと、日本の道路事情にマッチした扱いやすいボディサイズ」という本質的な魅力は、グレードにかかわらず共通です。全長3.7m級のコンパクトな車体は、狭い駐車場や住宅街の道でも扱いやすく、ルーミー Xでもこの利便性をそのまま享受できます。
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今回の改良によって、ルーミー Xは単なる「価格を抑えるための選択肢」から、「質感と安全性を兼ね備えた合理的な選択肢」へと進化しました。
電動パーキングブレーキやパノラミックビューといった快適装備にこだわらないのであれば、ルーミー Xは同車の本質的な価値をコストを抑えて楽しめる、非常にバランスの取れたグレードといえます。
Writer: 赤羽馬
金融業・自動車ディーラー営業マンを経て、ライターとして独立。幼少期からの自動車カタログ収集癖あり。エンドユーザーに役立つ話や経済・金融とクルマに関する情報を発信中。




































