JRバス8社が「初の“合同”採用イベント」を実施! 人材確保が課題のなか「普通免許のみ所持の若年層」採用に注力 イベントで見えた「JRバスの新しい働き方」とは
JR東海バスをはじめ、JRバス8社は、愛知県大治町で合同採用イベントを開催しました。
しっかりとしたサポート体制で「プロドライバー」への道をサポート
とはいえ、未経験から大型バスを運転することへの不安は大きいでしょう。若手や未経験者が定着し、プロとして成長していくためのサポート体制はどうなっているのでしょうか。
激戦区である関西圏を中心に路線網を持つ西日本JRバスでは、独自の「班体制」を導入しています。
「10名前後の小規模なグループを作り、指導運転士や助役がリーダーとなって新人をフォローしています。LINEグループなどでこまめに情報共有し、新人が絶対に孤立しない環境を作っています。昔のような厳しい体育会系のノリは一切ありません。
ハラスメント教育も徹底し、保護者や学校の先生にも安心して送り出していただける職場環境を整えています」(西日本JRバス担当者)
西日本JRバスではキャリアステップも明確です。まずは路線バス(一般線)からスタートして経験と自信を積み、その後、花形である高速バスの運転手へとステップアップしていく仕組みができています。
西日本JRバスでは、実際の職場や仮眠室の雰囲気を感じてもらうための「職場見学会」も随時開催し、入社後のミスマッチを防ぐ取り組みにも力を入れています。

さらに、就職・転職において、収入や働き方は最も気になるポイントといえます。西日本JRバスの担当者は、「稼げること」もバス運転手の大きな魅力だと語っています。
「コロナ禍が明け、昨年は関西万博に関連するシャトルバスの運行がありました。短期でしっかり稼げるという魅力から、このシャトルバス業務を経験した後に弊社へ応募してくれた方もいました。また、シャトルバスのルート沿いの営業所に掲げた『高速線運転士募集』の横断幕を、信号待ちの時に見て応募してくれた方もいます」
また、休み方についても柔軟になりつつあるということです。JR東海バスの担当者は、「繁忙期と閑散期がはっきりしているため、閑散期には1週間から10日ほどの長期休暇を取って海外旅行に行く社員もいます。しっかり稼いで、しっかり休むというメリハリのある働き方が可能です」と話します。
そして何より、バス運転手ならではの「やりがい」が、大きな魅力でしょう。
「鉄道や飛行機と違い、バスは一人ひとりのお客様と直接顔を合わせ、一緒に移動の時間を共有します。降車時に直接『ありがとう』と声をかけていただける充実感や社会的意義は、バスという交通機関ならではの魅力です」(JR東海バス担当者)
「とにかく若い方に、そしてこれまでバス業界に関わりがなかった方に、興味を持っていただきたいです。未来を支える公共交通の仲間を募集しています」(JR東海バス担当者)
今回、イベント参加者のなかには、小学生の男の子とそのお母さんの姿もみえました。話を聞くと、「バスや鉄道が好きで、最近はバスに夢中」になっているのだと話します。有望な「運転手の卵」が将来運転手になってもらうべく、採用担当者も熱心にその魅力を伝えていました。
普通免許さえあれば、「JR」の大きな看板と安定力のもと、手厚い研修と温かいサポート体制により、プロドライバーになることができるJRバスグループ。
運転が好きで、社会の役に立つ仕事がしたいと思っているならば、ぜひ検討してみてはいかがでしょうか。
Writer: くるまのニュース編集部
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