全長約5m! ホンダ「“新型”アコード」発売! 正統派の「フラッグシップセダン」は「600万円超え」で“手が届かない”声も? 新デザイン採用した“ホンダの代表モデル”改良型が販売店でも話題に
ホンダの4ドアセダン「アコード」の一部改良モデルについて、販売店に最新情報を聞いてみました。
一部仕様変更を行った「アコード」、納期は2027年2月頃か
2026年7月30日、ホンダは4ドアフラッグシップセダン「アコード」の一部仕様変更を実施し、翌31日から販売を開始しました。
その後、ユーザーから寄せられた反響や最新の納期について、首都圏のホンダディーラーに問い合わせてみました。
ホンダの数あるラインナップのなかでもロングセラーを誇る「アコード」の歴史は1976年にまで遡ります。「調和」を意味するその車名のとおり、環境性能や走行性能、安全性能といった多様な価値を追求しながら進化を重ね、2026年には誕生50周年という節目を迎えました。
登場当初はハッチバックのみのラインナップでしたが、その後セダンやクーペ、ステーションワゴンが加わり、多彩なバリエーションを展開。現行モデルは2022年11月に北米で発表された11代目にあたり、現在はセダンのみとなっています。
世界120以上の国と地域で販売されるグローバルモデルとして、ホンダを代表するフラッグシップセダンの地位を長く築いてきました。日本での発売は2024年3月で、日本仕様車はタイからの輸入車という扱いです。
クーペのような伸びやかで流麗なデザインを採用するとともに、ホンダ独自の2モーターハイブリッドシステム「e:HEV」による上質な走りを特徴としています。
![ホンダ「アコード」一部改良モデル[2026年7月31日発売]](https://kuruma-news.jp/wp-content/uploads/2026/07/20260730_honda_accord_my27_000.jpg?v=1785379567)
現行型アコードの登場時に大きな注目を集めたのが、国内初搭載となる全方位安全運転支援システム「Honda SENSING 360」です。従来型では検知範囲が限定されていましたが、これを全方位へと拡大し、機能そのものも進化させました。
さらに2025年5月30日には、より高度な安全運転支援機能とハンズオフ機能を備えた上級グレード「e:HEV Honda SENSING 360+」が追加されています。
今回実施された一部改良は、小規模な変更が中心です。全モデル共通の変更点として、ボディのサイドマーカーがクリアレンズとなったほか、ヘッドライトガーニッシュとロアガーニッシュ(フロント・サイド・リア)がボディ同色に変更されました。
加えて「e:HEV Honda SENSING 360+」では、「キャニオンリバーブルー・メタリック」を選んだ場合にフロントグリルも同色となり、それ以外の3色ではシャークフィンアンテナがボディ同色に変更されています。
現在のラインナップはe:HEVとe:HEV Honda SENSING 360+の2グレード構成です。
ボディサイズは全長4975mm×全幅1860mm×全高1450mm、ホイールベース2830mmで、全長は5mに迫る堂々としたサイズとなっています。
18インチタイヤには、マットブラックに切削加工を施したノイズリデューシングアルミホイールが組み合わされ、ボディカラーは全3色から選択可能です。
インテリアはブラックの単色展開で、シートにはスムースレザーが採用されました。ピアノブラック仕上げのインパネガーニッシュ、スムースレザーを使った上質な本革巻ステアリングホイール、LEDアンビエントランプといった装備により、高級セダンにふさわしい室内空間に仕立てられています。
一部改良後の価格は、上級グレードのアコードe:HEV Honda SENSING 360+が635万1400円、標準グレードのアコードe:HEVが595万1000円です(いずれも消費税込み)。
一部改良後のアコード、その後の反響について、8月下旬に首都圏のホンダディーラーに話を聞いてみました。
「アコード自体、目立った動きはないというのが正直なところなんです。狭山工場で生産されていた頃はモデルバリエーションも豊富で、当店でもたくさん売れたんですが…。
ほぼ600万円という価格帯になったこともあり、欲しいと思ってもなかなか手が届かないというお客様もいらっしゃいました」
他のホンダディーラーにも問い合わせてみました。
「若いときにアコードを所有していて、年齢的にあと数年〜10年以内には運転免許を返納予定。終(つい)のクルマとして、もう1度アコードに乗ってみたいというお客様がいらっしゃいました。
ご納車までは多少お時間をいただいておりまして、来年の2月頃を予定しております」
アコードといえば、かつてはもう少し手が届きやすいモデルだったはず。600万円というと、購入できる層もある程度は限られてしまいます。
しかし、数あるホンダ車のなかでも長い歴史を持つモデルだけに、少量販売であっても日本導入を続けてもらいたいところです。
Writer: 松村透
株式会社キズナノート代表取締役。エディター/ライター/ディレクター/プランナー。輸入車の取扱説明書制作を経て、2006年にベストモータリング/ホットバージョン公式サイトリニューアルを担当。カーメディアの運営サポートや企画立案・ディレクションが得意分野。またオーナーインタビューをライフワークとし、人選から取材・撮影・原稿執筆・レタッチ・編集までを一手に担う。現在の愛車は、1970年式ポルシェ911S(プラレール号)と2022年式フォルクスワーゲン パサートヴァリアント。


























































































