免許不要で乗れる「4輪特定原付」に新展開! 傾斜30%も平気なツインモーター搭載「ELEGRAN G-class」が国の保安基準適合を取得
特定小型四輪車を手掛けるELEMOsは、免許不要で公道走行ができるフラグシップモデル「ELEGRAN G-class(エレグラン ジークラス)」について、2026年8月27日付で日本自動車輸送技術協会(JATA)による保安基準適合性等の確認を取得したと発表しました。
利便性に優れた特定原付
特定小型四輪車を手掛けるELEMOsは、免許不要で公道走行ができるフラグシップモデル「ELEGRAN G-class(エレグラン ジークラス)」について、2026年8月27日付で日本自動車輸送技術協会(JATA)による保安基準適合性等の確認を取得したと発表しました。
この確認は、国土交通省が設けた性能等確認制度に基づくものです。
性能等確認制度とは、特定小型原動機付自転車が保安基準を満たしているかどうかを検査するための仕組みです。公益財団法人JATAが実施機関として、最高速度の制御や制動性能、灯火器、歩道走行モードへの切替機構といった多岐にわたる項目を審査します。試験を通過した車両には「性能等確認済」マークが与えられ、消費者にとって安心して選べる客観的な指標となっています。
特定小型の市場が広がりを見せる一方で、未確認の車両が流通している現状もあるため、国の確認を受けた製品かどうかは購入の際の大きな判断材料となるでしょう。
ELEMOsはこれまで、2025年5月28日にスタンダードモデル「ELEMOs4 REBORN」で初めて性能等確認を取得し、2026年4月21日には積載に特化した実用モデル「エレカーゴ」でも同確認を受けています。今回のELEGRAN G-classの取得によって、性格の異なる自社3車種がいずれも国の安全基準をクリアしたことになります。
ELEGRANは特定小型原動機付自転車に区分されており、16歳以上であれば運転免許がなくても公道を走行できます。動力には後輪へ250Wモーターを2基搭載したツインモーター構成(合計500W)を採用しており、傾斜30%という急な坂道でも力強い走りを発揮します。

ラインナップは、荷台がフレームタイプの「F-class」、大型の専用ボックスを備えた「G-class」、ルーフ付きで快適な移動を追求した「SUPER ELEGRAN」、左右に跳ね上げ式のひじ掛けが備えられた「PREMIUM」の4グレードで構成されており、用途に合わせた選択が可能です。
今回、保安基準適合性の確認を受けた G-class は、車両後方に縦595mm×横570mm×高さ650mmの大型クローズドボックスを標準で装備しています。最大220Lの積載容量を確保しており、ボックスの扉にはダンパーが採用されているため、開閉時の衝撃を抑えた安全な操作ができます。
走行支援の面では、急坂での発進をサポートするHSAシステム(坂道発進補助装置)と、減速時のエネルギーを回収するRBシステム(回生ブレーキ)を搭載しています。
バッテリーは容量27Ahのものを採用し、2つのバッテリーを同時に接続できる独自のツインバッテリーシステムにも対応しています。このシステムを利用した場合の航続距離は最大約130kmに達し、家庭用100Vコンセントで充電できる手軽さも魅力のひとつで、充電時間は約6時間となっています。
操作においては、従来のアナログキーに加え、画面へのタッチ操作で使えるスマートキー機能も搭載されており、利用者の好みに応じた使い方ができます。
価格(消費税込)はシングルバッテリー仕様が52万8000円、ツインバッテリー仕様の「G-class MAX」が63万8000円です。
今回の適合取得は、安全性という観点からも同社の製品ラインナップへの信頼性を高めるものといえ、ELEMOs が多様なユーザーのニーズに応えるための土台をさらに固めた出来事となりました。
Writer: くるまのニュース編集部
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