新車164万円から! ダイハツ斬新「“9人乗り”ちいさなバン」が凄い! “全長4m”ボディに「両側スライドドア」&「横向き“対面シート”」採用! “窓なし仕様”などバリエーション満載の「グランマックス」インドネシア仕様とは!
2026年7月に日本市場で生産終了となったダイハツ「グランマックス カーゴ」。コンパクトなボディながら広い荷室を確保し、両側スライドドアによる使い勝手の良さも特徴でした。しかし現在も海外ではユニークな9人乗り仕様を用意するなど、“働くクルマ”として他にはない存在感を放っています。
新車164万円から! ダイハツ斬新「“9人乗り”ちいさなバン」が凄い!
2026年7月、ダイハツは公式ホームページにて「グランマックス カーゴ」の現行モデルを生産終了したと発表しました。
この「グランマックス」シリーズの起源は2007年までさかのぼります。当初はインドネシア市場に向けて開発された多目的バンで、優れた耐久性と高い積載能力を重視した実用的な設計が採用されていました。
その後、日本市場ではトヨタ「タウンエース」や「ライトエース」の名で販売され、2020年からはダイハツブランドのグランマックス カーゴとして展開。
また、2024年秋には一度生産終了が発表されたものの、安全性能の見直しなどを実施し、2025年6月に販売が再開されました。
こうした経緯を振り返ると、単なる低価格な商用車ではなく、一定の支持と需要を獲得してきたモデルだったことがうかがえます。
ボディサイズは全長4045mm×全幅1655mmと、取り回ししやすいサイズに設定されています。その一方で全高は最大1930mmあり、限られたボディサイズの中でも十分な室内スペースを確保しています。
狭い道路でも運転しやすいサイズ感でありながら、多くの荷物を積載できる点も特徴です。配送業務や小規模事業では、大きすぎれば取り回しに苦労し、小さすぎれば荷物を載せきれないため、グランマックスのバランスの取れた車体が支持を集めてきました。
さらに、後席にはスライドドアを備えており、限られたスペースでも乗り降りや荷物の積み降ろしをスムーズに行えます。日々の仕事で使う商用車として、実用性の高さも魅力となっています。

そんなグランマックスですが、元々の出身地となるインドネシア市場では現在も販売が続いており、用途に応じてさまざまなバリエーションが設定されています。
荷物の積載性を優先した「ブラインドバン」をはじめ、荷台を備える「ピックアップ」、そして多人数の移動に対応する「ミニバス」など、さまざまな仕事や用途に合わせたラインアップが特徴です。
その中でも特に個性的なのが「グランマックス ミニバス」です。最大9人が乗車でき、後部には横向きの補助席を設けるという、独特なシートレイアウトを採用しています。
日本では乗り心地や静粛性などが重視される一方、このモデルでは快適性よりも多くの人や荷物を効率よく運ぶことを優先した、実用性重視の設計となっています。
エクステリアは全体的にシンプルにまとめられており、厚みを持たせたフロントバンパーや14インチホイールなどを装備。
また、最低地上高は日本仕様より15mm高く設定されており、路面状態の悪い場所や冠水した道路など、厳しい走行環境にも対応できるよう配慮されています。
インテリアも外観と同様、華やかさや高級感を追求するのではなく、実用性を重視した設計です。車内には収納スペースが随所に設けられているほか、ドリンクホルダーなど日常の使い勝手を高める装備も充実しています。
搭載エンジンは1.3リッターと1.5リッターの直列4気筒エンジンで、どちらも5速MTが組み合わされています。なかでも1.5リッターモデルには電子パワーステアリングを装備し、狭い路地や駐車スペースなどでも扱いやすい仕様です。
インドネシアでの車両価格は1億8440万ルピア(日本円で約164万円/2026年8月中旬の為替レート換算、以下同)から2億3635万ルピア(日本円で約211万円)で、比較的購入しやすい価格帯を維持している点も大きな強みです。
日本では快適装備や先進機能を重視する傾向が強くみられますが、海外では「必要なものを確実に運ぶこと」を重視する合理的な市場も多く存在します。グランマックスは、まさにそうした価値観を象徴するモデルといえます。
Writer: くるまのニュース編集部
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