最新OSは「晩ご飯のお悩み」にも即答!? 7年ぶり全面刷新で「見えない部分」が超絶進化! 新型「CLA」でメルセデス・ベンツが新採用した“3つのスゴい技術”誕生の背景とは
新世代プラットフォームの「MMA(メルセデス・ベンツ モジュラー アーキテクチャ)」を採用し、7年ぶりのフルモデルチェンジを果たしたメルセデス・ベンツの新型「CLA/CLAシューティングブレーク」は、“目に見えない部分”も大きく進化しています。今回は「安全性」「効率化」「メルセデスの頭脳」の3つの観点について、それぞれの開発エンジニアから詳しく話を聞きました。
搭載する“頭脳”「MB.OS」は、購入後も随時アップデート
そして最後は、“メルセデスの頭脳”ともいえる「MB.OS」に注目してみます。
新型CLAの“頭脳”を担うのは、新たに導入された「MB.OS(メルセデス・ベンツ オペレーティングシステム)」です。

従来のクルマは、エンジンやシャシーといったハードウェアが主役で、ソフトウェアはそれらを制御する補助的な存在というイメージが強いものでした。ところが新型CLAでは、その関係性が大きく変わっています。
メルセデス・ベンツは、新世代のソフトウェア基盤を自社で構築し、インフォテインメント、運転支援、ボディ&快適装備、車両制御などを統合。ハードウェアとソフトウェアを切り離すことで、購入後も機能をアップデートしやすい仕組みとしています。
中枢には複数の高性能コンピュータを配置し、インフォテインメント系にはQualcomm(クアルコム)、自動運転・運転支援系にはNVIDIA(エヌビディア)の高性能チップを採用。OTA(Over The Air)によって、車両のライフサイクルを通じて機能をアップデートできるのも大きな特徴です。
つまり新型CLAは、「買った瞬間が完成形ではないクルマ」ということです。
「ジャガイモとタマネギしかないんだけど……」とクルマに聞いたらどうなる!?
個人的に筆者(のぐちまさひろ)が“未来っぽさ”を強く感じたのは、「MBUXバーチャルアシスタント」です。
こちらはマルチエージェント型のAIを利用し、ドライバーからの質問内容に応じて、適切なAIへ処理を振り分けます。
たとえば「家にジャガイモとタマネギしかないんだけど、何作ればいい?」と聞けば料理を提案し、さらに「足りない材料はどこで買える?」と尋ねれば、ルート上にある店舗の案内へと会話をつなげることもできます。
もはやカーナビというより、気の利くパートナーとドライブしているような感覚。古くからのクルマ好きなら、1980年代の名作カーアクション「ナイトライダー」に登場する人工知能を搭載したクルマ「ナイト2000」がついに現実になった…! と、ある種の感慨を覚えるかもしれません。
もっとも、背後に動作するAIをつかさどるGemini(Google)やChatGPT(OpenAI)、Microsoftなど複数の外部企業の技術を活用するとなると、個人データがどのように扱われるのか気になる人もいるでしょう。
その点について開発担当のエンジニアは、「データはメルセデス・ベンツ側で管理(自社内で完結)し、Googleなどと個人データを共有する仕組みではない」と説明しています。

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新型CLAの技術ワークショップを通じて、目に見えない「安全性」と「効率化」、そして「MB.OS」について見てきました。
こうして3つの技術を掘り下げてみると、新型CLAは単なるエントリーモデルではなく、これからのメルセデス・ベンツがどこへ向かうのか、その未来をひと足先に見せてくれる1台といえるでしょう。
なかでも2026年7月29日に発表され、同9月より導入開始予定のBEVモデル、CLA with EQ Technology/CLA Shooting Brake with EQ Technologyの仕上がりには、大いに期待が高まるところです。
Writer: のぐち まさひろ
ゴルフとサウナと愛犬のチョコをこよなく愛するライター&ディレクター。20年ほど従事したクルマ系メディアの編集者からフリーランスになり、これから何をしていこうか色々と妄想中。SAJスキー検定1級/国内A級ライセンス/小型船舶2級/サウナスパ健康アドバイザー所持。ホームコースは「南総カントリークラブ」で、直近1年間のハンデ推移は「7.7」→「8.6」→「7.1」→「5.6」。








































































