最新OSは「晩ご飯のお悩み」にも即答!? 7年ぶり全面刷新で「見えない部分」が超絶進化! 新型「CLA」でメルセデス・ベンツが新採用した“3つのスゴい技術”誕生の背景とは
新世代プラットフォームの「MMA(メルセデス・ベンツ モジュラー アーキテクチャ)」を採用し、7年ぶりのフルモデルチェンジを果たしたメルセデス・ベンツの新型「CLA/CLAシューティングブレーク」は、“目に見えない部分”も大きく進化しています。今回は「安全性」「効率化」「メルセデスの頭脳」の3つの観点について、それぞれの開発エンジニアから詳しく話を聞きました。
BEV(電気自動車)なのに「2速トランスミッション」のナゾ!
続いては新型CLAのなかでも、BEVモデルを下支えする「効率化」の裏側に迫ります。
新型CLA BEVモデルでは、効率化を極限まで追求したドライブトレインが注目されます。
![2速トランスミッションを備えたリア電動ドライブユニット[画像のカットモデルは新型「CLA」日本導入仕様のシステムとは異なる]](https://kuruma-news.jp/wp-content/uploads/2027/08/20260818_Mercedes-BENZ_NEW-CLA_027.jpg?v=1787018112)
BEVモデルには800Vの電気アーキテクチャを採用し、メインの電気駆動ユニット「EDU 2.0」には、永久磁石同期モーターと2速トランスミッションを組み合わせています。
「EVって、変速機がいらないんじゃなかったっけ?」
そんな疑問を持つ人もいるでしょう。確かに多くのEVは固定された減速ギアを使っていますが、新型CLAが2速化した狙いのひとつは、モーターの“おいしいところ”を幅広く使うことです。
内燃機関と同じく、電気モーターにも、回転数によって効率の良い領域とそうでない領域があります。そこで新型CLAでは1速と2速を使い分けることで、市街地から高速道路まで、できるだけモーターを高効率な領域で働かせます。
もちろん走行性能にも恩恵があり、1速で最大トルクを発揮して力強い走り出しや加速を実現します。
そしてスピードが乗ってきたら2速が主役となり、高速域で効率よく性能を引き出します。
もちろん変速操作はクルマ側が自動で行うため、ドライバーが「さて、そろそろ2速かな」などと考える必要はありません。
さらに800V化によって高電圧系の配線を細くできるため、軽量化にも貢献しています。
EVライフを快適にする「たった8km」の積み重ね
新型CLA BEVモデルの効率へのこだわりを強く感じられたのは、航続距離についてのプレゼンテーションです。
開発陣によれば、航続距離を約8km伸ばすためには、たとえばパワートレインの効率を0.5%向上させる、Cd値を0.006改善する、転がり抵抗を低減するといった選択肢があるといいます。
そして驚くことに、約8kmを“重量”で稼ごうとすると、約50kgもの軽量化が必要になるのです。
「そこまで頑張って、8km……!?」と思ってしまいますが、その“たった8km”の積み重ねこそが、BEV開発の肝なのでしょう。
空気抵抗についてはCd値0.21を実現するため、ボディ形状だけではなく、サイドミラーや格納式ドアハンドル、ホイール、床下のカバー、ラジエーターシャッターに至るまで細かく最適化しています。
さらには減速時のエネルギー回収、空調システム、タイヤの転がり抵抗などにも手を入れています。
つまり最大771kmという新型CLA BEVモデルの航続距離は、大容量バッテリーによる“力技”だけではなく、「1Whたりとも無駄にしたくない!」という“チリツモ”の結晶でもあるのです。








































































