ホンダのM・マルケス選手 MotoGP 3年連続5度目のチャンピオン獲得
2018 FIMロードレース世界選手権権シリーズ第16戦日本GPは、HRC契約ライダーで、レプソル・ホンダ・チームのマルク・マルケス選手が優勝し、3年連続5回目のシリーズチャンピオンに輝きました。
M・マルケス選手、残り3戦を残しチャンピオン獲得
2018 FIMロードレース世界選手権シリーズ第16戦日本GPは、栃木県のツインリンクもてぎで開催されました。
チャンピオン獲得に王手をかけたM・マルケス選手と総合2位につけるドゥカティのA・ドヴィツィオーゾ選手との一騎打ちとなり、ラスト2周となった23周目の10コーナーでドヴィツィオーゾ選手が痛恨の転倒をしたことで、マルケス選手の3年連続5回目のチャンピオンが決まりました。
日本GPは、マルケス選手のタイトル獲得にストップを掛けたいドヴィツィオーゾ選手が、ポールポジションからスタートし先頭に立ちます。M・マルケス選手は、予選6番手から好スタートし、オープニングラップで2番手に浮上、ドヴィツィオーゾ選手に迫ります。その後はクラッチロー選手が加わるなど激しいトップ争いが始まりましが、ラスト7周となった18周目に1分45秒台へとペースを上げたマルケス選手が、21周目にドヴィツィオーゾ選手を抜いて首位に浮上しました。
マルケス選手に先着するのがタイトル阻止の条件となるドヴィツィオーゾ選手でしたが、残り2周の10コーナーで転倒を喫し、チャンピオン争いに決着がつきました。
2位争いは、C・クラッチロー選手(LCR Honda CASTROL)とA・リンス選手(Team SUZUKI ECSTAR)により繰り広げられ、クラッチロー選手がリンス選手の追撃を振り切り2位でフィニッシュしました。
最後の日本GP出場となるD・ペドロサ選手(Repsol Honda Team)は、予選11番手から8位争いを繰り広げ8位でフィニッシュしています。
マルケス選手は、2013年にレプソル・ホンダ・チームからMotoGPクラスに参戦し、デビューイヤーでシリーズチャンピオンとなりました。その後、2014年、2016年、2017年にもチャンピオンを獲得しています。