スバル新型「“マニュアル”のスポーツカー」まもなく登場! 5年目の進化でどうなる?270馬力超えの「水平対向エンジン」搭載の S4! TY85搭載の4ドアモデル「WRX」誕生へ
2026年5月18日をもって新規受注を終了したスバル「WRX S4」。スバルのスポーツセダンは、このまま生産終了となってしまうのでしょうか?
4ドアスポーツカーどうなる?
2026年5月18日、スバルは「WRX S4」の新規受注を終了しました。世界ラリー選手権(WRC)で勝つためのクルマとして1992年に登場した「インプレッサ WRX」を源流とするWRX S4は、スバルのモータースポーツの系譜をもっとも色濃く受け継いでいるモデルのひとつです。
現行モデルは2021年に登場した2代目(VB型)で、ボディサイズ全長4670mm×全幅1825mm×全高1465mmのスポーツセダンです。
搭載されるパワートレインは、最高出力275ps/最大トルク375Nmを発揮する2.4リッターの水平対向4気筒直噴ターボエンジンで、「スバル・パフォーマンス・トランスミッション」と呼ばれるCVTが組み合わされます。
当然のことながら、駆動方式にはスバル独自の「シンメトリカルAWD」が採用されています。
グレード構成は、ベースグレードの「GT-H EX」、スポーツグレードの「STIスポーツ R EX」「STIスポーツ R-ブラック リミテッド」「STIスポーツ R-ブラック リミテッドII」となっており、価格は447万7000円から530万2000円です。
また、2026年4月には、STI(スバル・テクニカ・インターナショナル)が特別なチューニングを施した特別仕様車「WRX STIスポーツ#(シャープ)」が600台限定で抽選販売されました。
WRX STIスポーツ#の最大の特徴は、国内向けのWRXとしては初の6MTが搭載されている点です。

さらに、公差を徹底的に低減したバランスドエンジンとバランスドクラッチカバー&フライホイールの採用や、STIチューニングのZF製電子制御ダンパーおよびゴールド塗装のブレンボ製18インチフロント対向6ポット&リヤ対向2ポットブレーキキャリパーの搭載など、モータースポーツから得られた知見が存分に活かされています。
なお、WRX STIスポーツ#の価格は610万5500円となっています。
待望の「MT仕様」も設定へ!
現在は在庫販売のみとなっているWRX S4ですが、このまま生産終了となってしまうのでしょうか。
都内のスバル販売店担当者は次のように話します。
「今回新規受注を終了したのはあくまで年次改良によるものであり、WRX S4自体が生産終了となるわけではありません。
ただ、『STIスポーツ』系のグレードについては、現行モデルかぎりで生産終了となります。
また、ベースグレードについても、今後は特別仕様車に近いかたちで販売されていく可能性が高そうです。
一方、6MT仕様がカタログモデルとしてラインナップされる見込みです。
カタログモデルに搭載されるのは『TY85』と呼ばれるトランスミッションで、WRX STIスポーツ#に搭載されている軽量かつコンパクトな『TY75』とは異なります。
とはいえ、『WRX』の名に恥じないスポーティな走りが楽しめることは間違いありません。
年次改良モデルについては、2026年度内に発売されると聞いています。
多少の値上げはあるかもしれませんが、WRX S4の6MT仕様はこれまでも北米仕様に設定されていたものであるため、極端に高額になることはないと思います」
※ ※ ※
前出のスバル販売店担当者によれば、WRX STIスポーツ#の抽選倍率は「15倍以上」であったといいます。
WRX STIスポーツ#は2026年8月までに納車がほぼ完了するとのことから、その勇姿を街で拝める日も近そうです。
Writer: Peacock Blue K.K.
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