新車174万円から! トヨタの「ちいさい5人乗りワゴン」に注目! 全長3.7mの小型ボディでミニバン並みの広びろ空間を実現! パワフルターボもある「ルーミー」の魅力とは!
登場から10年が経過しようとしているトヨタ「ルーミー」ですが、今でも人気は衰えていません。どのようなモデルなのでしょうか。
トヨタの「ちいさい5人乗りワゴン」に注目!
子育て世代を中心に、圧倒的な支持を集め続けているコンパクトハイトワゴン、トヨタ「ルーミー」は、日本の道路事情にマッチした絶妙なサイズ感と、ミニバンのような使い勝手の良さを両立した実力派モデルです。
ルーミーの生い立ちを振り返ると、2016年11月の発売当初は、デザイン違いの姉妹車である「タンク」とともに2車種同時にデビューしました。
これらはダイハツ「トール」のOEM版であり、スバル「ジャスティ」も含めると、一時期はブランド(販売チャネルも含む)違いの4兄弟展開となっていたのが特徴。その後、2020年9月のマイナーチェンジを機にタンクが廃止され、ルーミーの車名へ一本化されました。
2016年11月のデビューからまもなく10年を迎えるロングセラーモデルでありながら、その需要は衰えを知りません。日本自動車販売協会連合会によると、2025年度(2025年4月~2026年3月分)乗用車ブランド通称名別順位では、ルーミーは9万5164台を登録して5位にランクインしています。
兄弟車のトールは7444台で49位でしたので、トヨタの販売力の高さを改めて実感させます。

このように長きにわたり愛されているルーミーですが、時代に合わせて進化を続けています。直近では、2024年12月に一部改良が行われ、おもに法規対応に関するアップデートが実施されました。
その際、それまでメーカーオプションだった「9インチディスプレイオーディオ」と「バックカメラ」が全車標準装備となり、安全性がさらに向上。今選んでも不満のない最新のクオリティが維持されています。
開発を担ったダイハツの強みである軽自動車で培ったノウハウが投入されたルーミーのボディサイズは、全長3700mm-3705mm×全幅1670mm×全高1735mmというAセグメント級のスモールサイズになります。取り回しの良いコンパクトな車体でありながら、一歩車内に入るとミニバン並みの広々とした実用的な空間が広がっています。
乗降性に関しては、両側リアスライドドアを備え、348mmの前席ステップ高(後席ステップ高は366mm)、700mmのヒップポイント、そして1355mmという余裕のある室内高により子どもから大人まで楽に乗り降りできます。
前後席間と前席左右間のウォークスルーも可能です。タンデムディスタンス(前後乗員間距離)は1105mmを確保し、広々した後席足元空間はもちろん、ハイトワゴンらしく余裕のあるヘッドクリアランスも広がっています。
優れた乗降性のみならず、4.6mという軽自動車並みの最小回転半径により取り回しがしやすいこともルーミーの特徴のひとつ。「軽自動車より普通車がいいけれど、ミニバンほど大きなクルマは必要ない」というユーザーにとって、ルーミーは貴重な選択肢になっています。
ルーミーのラインナップは、内外装のデザインなどが異なる標準モデルと、メッキグリルを装着したエアロモデルの「カスタム」が設定されます。車内は2列5人乗りのみの設定です。
なお、後席は240mmのスライドが可能。前席ヘッドレストを取り外して背もたれを寝かせたセミフラットや後席床下格納のダイブイン機構により、自転車などの大きな荷物も折りたたまずに積載可能です。
また、シートバックテーブルや助手席シートアンダートレー、インパネアッパートレーなどの収納も豊富に設置され、身のまわりの小物などが多くなりがちな子育て層にうれしい配慮が施されました。
搭載されるパワートレインは、1リッター直列3気筒NA(自然吸気)エンジンと、1リッター直列3気筒ターボエンジンの2種類で、いずれもCVTが組み合わされます。
まずNAエンジンは、2人くらいまでの乗車が多く、街乗り中心の使い人に適した扱いやすい特性です。
一方のターボエンジンは、1.5リッターNAエンジン級の最大トルク140Nmを発揮するのが特徴です。アクセル操作に対するわずかなタイムラグ(ターボラグ)はあるものの、過給後は力強い加速を見せ、高速道路や多人数乗車でも無理なく走らせることができます。
駆動方式はNAエンジンがFF(2WD)と4WDから選択可能。ターボエンジンはFF(2WD)のみの設定となっています。
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ルーミーの価格(消費税込)は、174万2400円から229万4600円です。
200万円前後の価格帯で、スライドドアの利便性から最新の安全装備まで欲しい要素が凝縮されたルーミーは、「軽自動車では狭いけれど、大きなミニバンは不安」という子育て世代にとって、今なおこれ以上ない最良の選択肢です。
Writer: 塚田 勝弘
中古車の広告代理店に数ヵ月勤務した後、自動車雑誌2誌の編集者、モノ系雑誌の編集者を経て、新車やカー用品などのフリーライター/フリーエディターに。軽自動車からミニバン、キャンピングカーまで試乗記や使い勝手などを執筆。現在は最終生産期のマツダ・デミオのMTに乗る。






























