ホンダ「“新型”シビック」発売で問合せ“急増”! 「6速MT搭載」で“指名買い”も!? 「黒すぎホイール」新装着で“6年目の進化”遂げた「5ドアハッチ」マイチェンモデルが販売店でも話題に
ホンダ「シビック」がマイナーチェンジされました。最新情報について、販売店に聞いてみました
「爽快」目指して開発された「シビック」がマイチェン
2026年6月4日、ホンダは「シビック」のマイナーチェンジを行い、翌6月5日より販売を開始しました。
最新の納期やユーザーから寄せられた反響について、首都圏のホンダディーラーに問い合わせてみました。
1972年の初代発売以来、シビックシリーズは世界で累計約2700万台を販売するグローバルモデルです。
11代目の現行型シビックは、2021年9月に発売。国外では4ドアセダンモデルも設定されていますが、日本では5ドアハッチバックのみ設定しています。
ホンダのクルマづくりの基本である「人中心」の考え方を深く掘り下げ、親しみやすさと特別な存在感を併せ持つことで、乗る人すべてが「爽快」になることを目指して開発されています。
内外装の刷新に加え、ホンダ独自の「VTEC」ターボや2モーターハイブリッドシステム「e:HEV」の採用といった走行性能の大幅な向上、先進運転支援システム「ホンダ センシング」の機能強化などが図られました。
2024年にはマイナーチェンジが実施され、フロントフェイスのデザイン刷新、e:HEV搭載モデルのラインナップ追加を実施しています。さらに、6速MTや専用の足まわりを搭載し、走行性能を高めたスポーティグレード「RS」が新設されています。
RSは走りの質を直感的に感じさせる専用デザインが随所にあしらわれており、フロント周りにはハニカムメッシュ構造を採用した専用グリルと専用バンパーを装備。
ヘッドライトリングやドアミラー、シャークフィンアンテナをブラック塗装で統一し、足元には専用の軽量18インチホイールを採用することで、引き締まったスタイリングを実現しています。
ボディの前後には「RS」バッジが配され、エキゾーストフィニッシャーをブラッククロームに変更するなど、細部までこだわり抜かれたデザインとなっています。

今回のマイナーチェンジでは、RSグレードにe:HEVモデル「e:HEV RS」を追加するとともに、新制御技術「Honda S+ Shift(エスプラスシフト)」を採用しています。
この技術は「プレリュード」に初搭載されたもので、モーター駆動でありながら、有段変速機があるかのようなダイレクトな駆動レスポンスと、鋭いシフトフィールを実現しています。
e:HEV RSのパワーユニットは、2リッター直噴エンジンと2モーターハイブリッドシステムの組み合わせで、システム最高出力を向上させることで、全速度域において力強く伸びやかな加速感を実現。アクセル開度に対するトルクの立ち上がりをよりリニアに制御することで、ドライバーの意図に忠実なレスポンスを追求しました。
さらに、シビック専用に制御系やエンジンサウンドをチューニングすることで、より走りの一体感を強調したドライバーの高揚感を掻き立てる演出が施されています。
また、軽快でダイレクトな操舵と挙動の一体感をもたらすRS専用セッティングのサスペンションや、スポーティさを強調する「Dシェイプ」デザインのステアリングホイールなどを採用するなど、走りの質にこだわったモデルを追求した仕立てとなっています。
このほか通常モデルでも、「e:HEV EX」グレードのアルミホイールをベルリナブラック+ダーク切削クリアに変更。RSグレードでも、マットブラックのアルミホイールを装備し、足元を引き締めています。
インテリアでは、e:HEV EX、「EX」グレードでステアリングヒーターを追加し、快適性能を高めました。さらに、全グレードで後席にUSBポートを追加。後席の乗員の利便性を高めています。
ラインナップはe:HEVモデルがベーシックな「LX」、中級のEX、RSの3タイプ。1.5リッターVTECターボエンジンを搭載する標準モデルがEX、RSの2タイプです。RSのみ6速MTを搭載します。
マイナーチェンジ後のシビックの車両本体価格は394万6800円から465万9600円です(いずれも消費税込み)。
ユーザーの反響や納期について、6月中旬に首都圏のホンダディーラーに問い合わせてみました。
「(ピュアスポーツモデルの)『シビックタイプR』は見た目もスペックも過激なので、もう少し控えめなモデルを…ということでRSをご検討されるお客様からのお問い合わせをいただきます。
特に60代以降の方で、CVTのe:HEV RSか、6速MTのRSでお悩みになるケースがしばしばございます。
心情的にはMTだけど、渋滞のときや奥さまが運転する可能性を考慮すると、e:HEV RSか…とご相談を受けますね。
お客様ごとに事情が異なるので、ニーズを伺い、意見を求められたら背中を押す場合もありますよ」
今回、他のホンダディーラーにも問い合わせてみました。
「6速MT仕様のRSを選ばれるお客様は、ほぼ“指名買い”です。およそ20万円高となりますが、今回追加されたe:HEV RSもブラックアウトされた専用装備が満載なので、『せっかくならこれに…』とお選びいただくお客様が多いです。
比較的短期でのご納車が可能であり、早ければ7月中にお届けできる可能性もあります」
マイナーチェンジ後に即納可という喜ばしい情報も。6速MT+ガソリンエンジン仕様という、かつては当たり前だった組み合わせも、いつの間にか贅沢な仕様となりつつあります。迷っているとしたら買いのモデルといえそうです。
Writer: 松村透
株式会社キズナノート代表取締役。エディター/ライター/ディレクター/プランナー。輸入車の取扱説明書制作を経て、2006年にベストモータリング/ホットバージョン公式サイトリニューアルを担当。カーメディアの運営サポートや企画立案・ディレクションが得意分野。またオーナーインタビューをライフワークとし、人選から取材・撮影・原稿執筆・レタッチ・編集までを一手に担う。現在の愛車は、1970年式ポルシェ911S(プラレール号)と2022年式フォルクスワーゲン パサートヴァリアント。




















































