8年ぶり全面刷新! レクサス新型「“全長5m超え”セダン」“2つの最安モデル”に注目! 最上級より「130万円安い」けど装備充実! デザインやパワトレに仕様差あり! 選べる「8代目ES」エントリーグレードを比較!
2026年6月11日、レクサスは新型ミドルサイズセダン「ES」を発売しました。8代目となる新型ESは、内外装からパワートレインまで全面刷新。では、新型ESのなかで最も手頃な価格で購入できるモデルは、どのような仕様なのでしょうか。
HEVとBEVから選べる2つの最廉価モデルとは
レクサスは2026年6月11日、新型セダン「ES」を発売し、日本市場では約8年ぶりとなるフルモデルチェンジを実施しました。
内外装からパワートレインまで刷新された新型ESのなかで、最も手頃な価格で購入できるエントリーグレードはどのようなモデルなのでしょうか。
ESは、1989年のレクサスブランド誕生以来販売が続けられているミドルサイズセダンです。
8代目となる新型ESは、「Experience Elegance and Electrified Sedan」をコンセプトに開発されました。
快適性をさらに高めるとともに、レクサスの次世代電動車ラインナップを牽引するモデルとして全面刷新されています。
パワートレインは従来のハイブリッド車(HEV)に加え、新たにバッテリーEV(BEV)を設定しました。
また、先代で採用されていたTNGAプラットフォーム(GA-K)は専用開発によって刷新され、HEVとBEVの双方に対応する構造へと進化しています。
さらに、レクサス初の新世代マルチメディアとソフトウェアプラットフォーム「Arene(アリーン)」を採用。OTAアップデートによる機能向上や体験価値の進化を実現しています。

そんな新型ESのなかで最も手頃な価格となるのが、HEVの「ES350h(FWD)」とBEVの「ES350e」です。本記事では両モデルの主な違いを比較しながら、その特徴を見ていきます。
ボディサイズは全長5140mm×全幅1920mm×全高1555-1560mm、ホイールベース2950mmです。先代比では全長が165mm、全幅が55mm拡大し、全高は110〜115mm高められています。
フロントには次世代のスピンドルボディを採用し、流麗なリアデザインとあわせて基本的なスタイリングは共通です。
一方で、パワートレインによってフロントまわりのデザインには細かな違いがあります。HEVのES350hには、冷却性能を確保するため、フロント上部に薄型グリルが採用されています。
足元には235/55R19タイヤと19インチアルミホイールを標準装備します。ボディカラーは新色「ソウ」を含む全7色を設定しています。
インテリアカラーはブラック、ホワイト、ヘーゼルの3色を用意。シート素材には合成皮革の「L tex(エルテックス)」を採用しています。
ステアリングには新しい“LEXUS”エンブレムを装着。インパネ中央には14インチディスプレイ、メーターパネルには12.3インチディスプレイを配置しています。
また、「マークレビンソン プレミアムサラウンドサウンドシステム」はES350hに標準装備される一方、ES350eには設定されておらず、両モデルを分ける大きな違いのひとつとなっています。
さらに、新型ESに採用された先進装備にも注目です。標準装備の薄型パノラミックルーフは、開放感と頭上空間のゆとりを両立した設計となっています。
世界初採用となる「レスポンシブヒドゥンスイッチ」は、内装に溶け込んだ物理スイッチが手を近づけることで浮かび上がる仕組みです。
また、「インテリアイルミパッケージ」は照明演出によって室内空間を彩る機能で、レクサス初採用の「ダイナミックカラー」では6つの世界観を設定。LED光源が時間の経過とともに変化するイルミネーションを楽しめます。
さらに、レクサス初採用となる「センサリーコンシェルジュ」は、イルミネーションや空調、香りを連動させることで車内空間を演出し、新たな移動体験を提供します。安全装備では、最新の「Lexus Safety System+」を採用しています。
最後に、ES350hとES350eのパワートレインを比較してみましょう。ES350hは2.5リッター直列4気筒エンジンを搭載するハイブリッドモデルです。
駆動方式は前輪駆動(FWD)で、システム最高出力は248PSを発生。WLTCモード燃費は25.4km/Lとなっています。
一方のES350eは、総電力量74.69kWhのリチウムイオンバッテリーを搭載するBEVです。システム最高出力は224PSで、WLTCモードでの一充電走行距離は670km。150kW級急速充電器を利用した場合、充電時間は約28分(外気温約25度時)と公表されています。0-100km/h加速はES350hが7.7秒、ES350eが8.0秒です。
価格(消費税込み)はいずれも790万円に設定されています。ただし、BEVのES350eは購入時に130万円のCEV補助金の対象となっており、自治体によってはさらに補助金を受けられる場合があります。
一方、最上級グレードの「ES350e “Rr Comfort Package”」および「ES500e “version L”」の価格は920万円で、エントリーグレードとの価格差は130万円となっています。
Writer: 山城颯太
理系国立大学を卒業後、自動車メディアを中心にフリーランスのライターとして活動中。TOEIC 925点。クルマから電車、飛行機まで乗り物大好き。主に新型車のグレードに焦点を当てたモデル紹介、海外車の執筆などを担当。



















































































