地方版図柄入りナンバー交付開始 関東では「つくば」が予約数トップ 「世田谷/杉並」は人気なし
一般財団法人・関東陸運振興センター(ナンバーセンター)は、2018年10月1日よりラグビーワールドカップ、東京2020オリンピック・パラリンピックに続く特別仕様ナンバープレート「地方版図柄入りナンバープレート」の交付を開始しました。
関東圏では事前予約が1000件をオーバー
2018年10月1日、一般財団法人・関東陸運振興センター(ナンバーセンター)は2019年に開催されるラグビーワールドカップ仕様、2020年に開催される東京オリンピック/パラリンピック記念仕様に続く特別仕様の「地方版図柄入りナンバープレート」の交付を開始しました。
国土交通省では「走る広告塔」としてのナンバープレートの機能に着目し、これまでにラグビーワールドカップ、東京オリンピック/パラリンピック2020の特別仕様ナンバープレートを導入しました。
2017年の12月7日に発表された同省の統計によれば、その装着数も既に21万226件(登録車2万1292件・軽自動車18万8934件)を突破しているといいます。
「地方版図柄入りナンバープレート」では、走る広告塔という観点に再度着目し、地域振興・観光振興に貢献すべく、地域の魅力ある風景や観光資源をもとにした計41種類の図柄が用意されました。
そこで、ナンバープレートの申込や交付を行う関東陸運振興センターに、今回交付されたナンバープレートの事前予約数についてうかがってみました。
――2018年10月1日より地方版図柄入りナンバープレートの交付が始まりましたが、実際の予約状況について教えて下さい。
関東地方では今回、東京都の世田谷/杉並、埼玉県の越谷、千葉県の成田/柏、茨城県の土浦/つくば、群馬県の前橋、山梨県の富士山の計9か所の地域で図柄入りナンバーが追加されました。
関東陸運振興センターでは2018年9月10日より予約を開始しましたが、9月末時点で1000件を超える申込がありました。
――どの地域の申し込みが一番多かったですか?
つくばの307件(登録車227件・軽自動車80件)が最多で、次いで同じく茨城の土浦が213件(登録車146件・軽自動車67件)、山梨の富士山が154件(登録車104件・軽自動車67件)という結果になっています。
その他、柏や成田も100件を超す申込があった一方、世田谷や杉並では10件程度の申込に留まっています。