マツダ「次期型コンパクトカー」は消滅!? デビュー12年超“現行モデル”今夏「生産終了」へ! 次世代「コンパクトSUV」と統合か 待望の「MAZDA2」全面刷新 いったいどうなるのか
マツダのエントリーコンパクト「MAZDA2」が、2026年8月末をもって生産終了となることが明らかになりました。2014年のデビュー以来、12年以上にわたって販売されてきた同モデルが今後どうなるのか、徹底予想していきます。
「MAZDA2」後継のヒントは「VISION X-COMPACT」!?
マツダのコンパクトカー「MAZDA2」が、2026年8月末をもって生産終了となることが明らかになりました。
これでマツダからコンパクトカーは消えてしまうのでしょうか。
現行MAZDA2(DJ系)は2014年9月に登場しました。SKYACTIV技術を全面採用した上質なコンパクトカーとして、「日本カー・オブ・ザ・イヤー」を受賞した名車です。
2019年に車名をこれまでの「デミオ」から「MAZDA2」にグローバル統一され、その後も一部改良を重ねてきました。直近では2025年11月にも装備の充実化を図る一部改良が実施されています。
マツダ自身は「自分たちはスモールプレーヤー」と表現しており、やりたいことを一気にできないため優先順位をつけながら取り組んでいると説明しています。
その順番は「ラージ群→次世代CX-5→自社製ハイブリッドシステム→コンパクトモデル」とされており、MAZDA2や、コンパクトSUV「CX-3」の後継はその後になるという見方が一般的でした。
それでも、12年超のモデルライフに区切りがついたことで、いよいよ次のステージへ向かう機運が高まっています。
![「MAZDA2」フルモデルチェンジはどうなる!?[画像は「JMS2025」出展の「MAZDA VISION X-COMPACT」]](https://kuruma-news.jp/wp-content/uploads/2027/05/20260518_MAZDA2_000.jpg?v=1779089528)
以前より「MAZDA2とCX-3は生産終了で消滅するのではないか」という噂は、国内外でくすぶり続けてきました。
CX-3も2015年2月に登場し、こちらもすでにデビュー11年が経過しています。
なかでもCX-3の後継については、2025年3月に公表した「ライトアセット戦略」の中で電動化トランジションのロードマップを公開しており、2026年から2027年にかけてタイで生産する小型SUVを、日本を含む世界へ展開する計画を明記しています。
これがCX-3を実質的に後継するモデルと見られており、「CX-20」の新車名も噂されていますが、真偽のほどは不明です。
一方、MAZDA2の後継という観点では、2025年10月の「ジャパンモビリティショー(JMS)2025」で公開された「MAZDA VISION X-COMPACT」が大きな注目を集めています。
コンパクトハッチバックタイプのコンセプトモデルで、マツダの新たなデザイン言語を提案するものでした。これをベースにした市販モデルが、早ければ2027年以降にMAZDA2の後継として登場するのではないかという見方があります。
ただし、マツダ自身はVISION X-COMPACTについて「次世代MAZDA2の直接的なコンセプトモデルというわけではない」とも発言しており、あくまでデザインの方向性を探るスタディモデルとして位置づけている節もあるのが気になるところ。
もうひとつの注目点は、「MAZDA2とCX-3の後継が実質一本化されるのかどうか」という点です。
これに対し、2026年5月12日におこなわれたマツダの「2026年3月期通期決算」発表において、公式にマツダ2の生産終了と次期CX-3に関する今後の展望が語られ、注目を集めています。
マツダ 代表取締役社長 兼 CEOの毛籠勝弘氏は、次のように伝えています。
「日本におけるBカーのセグメントというのは、やはりSUVの方向に振れてきており、マツダ2のようなハッチバックセグメントというのは非常にシュリンク(市場規模の縮小)しています。そのため商品のポートフォリオを需要のあるほうに変えていきたい。
来年、次期『CX-3』を国内に投入するということで、そのゾーンをしっかりとカバーしていくというのが当社の商品戦略となっています」
根強い人気を集め続けるコンパクトSUVのニューモデルを投入することで、コンパクトカー(ハッチバック車)の市場を補完していくことを公式に認めた格好です。
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CX-3後継となるタイ製の新型小型SUVは、2027年前半の日本発売が予想されます。
前述の毛籠社長の発言から、MAZDA2の後継モデルの登場は不透明なものとなりましたが、直近のJMS2025でコンパクトカーのコンセプトモデルが公開されたばかりであり、マツダ社内でも検討がおこなわれている様子がうかがえます。
したがって、けっして次期型コンパクトカー登場の可能性も、完全にゼロではないとも考えられます。
その全貌が明らかになる日が、今から待ち遠しいところです。
Writer: 赤羽馬
金融業・自動車ディーラー営業マンを経て、ライターとして独立。幼少期からの自動車カタログ収集癖あり。エンドユーザーに役立つ話や経済・金融とクルマに関する情報を発信中。



























































































