ミニバンは嫌、でも7人乗り欲しい… 200万円台から選べる話題の「3列シートSUV車」5選
最近、「3列シートSUV車」というミニバンからの乗り換え需要を囲い込む選択肢が登場しています。200万円台から乗れる3列シート仕様のSUVをおすすめ5選で紹介します。
200万円台から選べる3列シートSUV車
いままで、クルマに乗るファミリー層には「ミニバン」が一般的でした。しかし、最近では世界的なSUVの流行もあってか『3列シートSUV車』がぞくぞくとラインナップ。『多人数乗車が希望だけど、アクティビティにも使えるクルマ』というユーザーニーズによって誕生しています。
2018年8月に発表したホンダ「CR-V」の商品企画を担当する安井貴政氏は、「新型CR-Vは、新たに7人乗り仕様を設定しています。多人数乗車のニーズが高いミニバンユーザーからの乗り換え需要を狙っています」と話します。
またマツダは、同社ラインナップにあった3列シートミニバン「ビアンテ」「プレマシー」の生産をやめ、新たに3列シートを備えたSUV「CX-8」を投入したことが話題にもなりました。
そのほかの国産車では、トヨタ「ランドクルーザー/ランドクルーザープラド」、レクサス「RX450L」、日産「エクストレイル」、三菱「アウトランダー」、三菱「パジェロ」、ホンダ「CR-V」などがラインナップ。ここに輸入車勢が加われば、3列シートSUVはかなりの車種が存在します。
今回は、国産メーカーの『3列シートSUV車』の中で、人気のモデル5車種(4WD仕様)をピックアップ。それぞれの特徴などを紹介します。
●日産「エクストレイル 20X」
エンジン:2リッター直列4気筒ガソリンエンジン
全長×全幅×全高:4690m×1820mm×1740mm
トランクルーム(7名乗車時):-L(未発表)
燃費(JC08モード):15.6km/L
駆動:4WD
価格(消費税込み):282万7440円
日産「エクストレイル」の3列目仕様は、今回のなかでは一番安い価格です。3列目の居住空間は、エマージェンシー用と考えたほうが良いレベルです。
成人男性(身長170cm)の場合、着座姿勢も膝を抱えるような姿勢となり、足を2列目の床部に収めるだけでも一苦労です。
●三菱「アウトランダー 24M」
エンジン:2.4リッター直列4気筒ガソリンエンジン
全長×全幅×全高:4695m×1810mm×1710mm
トランクルーム(7名乗車時):-L(未発表)
燃費(JC08モード):14.6km/L
駆動:4WD
価格(消費税込み): 294万0840円
三菱のミドルサイズSUV「アウトランダー」は、2012年に現行モデルにモデルチェンジ。7人乗りは、ガソリン仕様の「アウトランダー」で設定。エントリーグレードの「M」は200万円台から展開されています。
3列目の居住空間は、2列目シートとの余裕があまりないうえ、シートスライド用のレールが足元の邪魔になります。どちらかというと長距離よりは街中に向いています。