トヨタ「ライズ」サイズの新型「“ちいさい”SUV」まもなく登場! 全長4m未満のボディに「旧車デザイン」採用! 1200cc「ターボ」搭載&約347万円のフィアット「グランデパンダ」26年春発売へ
フィアットの傑作コンパクト「パンダ」が、ついに新世代へと生まれ変わりました。初代を彷彿とさせるレトロデザインと、街中での扱いやすいサイズ感が話題を呼んでいる新型「グランデパンダ」。2026年内の日本発売が有力視されるなか、気になるその魅力とスペックを紐解きます。
初代のDNAと最新技術が融合!
フィアットの顔とも言える名作コンパクト「パンダ」が、劇的な進化を遂げました。
2024年7月、同ブランドの創立125周年を祝うタイミングでワールドプレミアされた新型「グランデパンダ(Grande Panda)」は、1980年代に一世を風靡した初代モデルのDNAを現代的解釈で復活させた注目の1台です。
日本での発売は2026年春頃とアナウンスされており、昨今の新車価格高騰のなかで、手が届きやすい輸入車として熱い視線が注がれています。
直線を基調としたシンプルかつ機能的なデザインで世界中から愛された初代の面影を色濃く残すこの新型。なお、これまで販売されていた現行型パンダは名称を「パンディナ(Pandina)」へ改め、欧州市場などでは引き続き併売される予定です。
骨格には、BEV(電気自動車)とハイブリッドの双方に同一設計で対応する「マルチエナジー対応」のスマートカープラットフォームを採用。開発・生産コストを最適化するステランティスグループの最新技術が活かされています。
ボディサイズは全長3999mm×全幅1763mm×全高1570〜1586mm。これは、国内で大ヒットしているトヨタのコンパクトSUV「ライズ」(全長3995mm×全幅1695mm×全高1620mm)とほぼ同じ全長です。

全幅はグランデパンダの方がややワイドなものの、4mに満たない取り回しの良いBセグメントサイズは、狭い路地が多い日本の道路環境にもジャストフィットします。
エクステリアで目を引くのは、ピクセル模様が特徴的な「PXL LED」デイタイムランニングライトが作り出すデジタルライクなフロントマスクです。さらにドアパネル下部には「PANDA」のロゴがエンボス加工で立体的に表現されるなど、イタリア車らしい遊び心が随所に光ります。
こうした秀逸なスタイリングは世界でも高く評価され、世界三大デザイン賞の一つである「レッド・ドット・デザイン賞2025」にも輝きました。
室内空間も個性に溢れています。ダッシュボードは、かつてのフィアット工場「リンゴット」の屋上にあったオーバル状のテストコースから着想を得た楕円形デザインを採用。さらにバンブーファイバー(竹繊維)や再生プラスチックを内装材に取り入れ、サステナビリティにも配慮しています。
メーターパネルには10インチ、中央には10.25インチのディスプレイを配置し、最新モデルにふさわしいデジタル環境も整えられました。
乗車定員は5名で、ラゲッジスペースはハイブリッド仕様で412リットル、BEV仕様で361リットルと、日常使いには十分な容量を確保。
衝突被害軽減ブレーキや車線維持支援といった最新の先進運転支援システム(ADAS)も搭載されており、ファミリーユースとしても安心の安全性能を備えています。
注目のパワートレインは、BEVモデルとマイルドハイブリッドモデルの2種類。BEVモデルは44kWhのリン酸鉄リチウムイオンバッテリーに、最高出力113ps(83kW)のモーターを組み合わせ、一充電あたりの航続可能距離は約320km(WLTPモード)をマークします。
面白いギミックとして、フロントのエンブレム裏にスパイラル状のAC充電ケーブル(約4.5m)が内蔵されており、手を汚さずにサッと引き出して充電できるスマートな仕組みが採用されています。
一方のハイブリッドモデルは、1.2リッター直列3気筒ターボエンジンに21kW(28ps)の電気モーターを内蔵した6速e-DCTを組み合わせた48Vマイルドハイブリッドシステムを搭載。システム最高出力は110psを発揮し、低速時にはモーターのみでのEV走行もこなすなど、燃費性能と軽快な走りを両立しています。
最も気になる価格ですが、欧州市場における価格は、ハイブリッドが1万8900ユーロ(約347万円 ※2026年5月上旬時点、以下同)、BEVモデルが2万2950ユーロ(約422万円)と発表されました。とくにBEVは、誰もが手の届くEVを目指した当初の予告通り、非常に戦略的なプライシングとなっています。
日本に導入される際の価格設定がどうなるのか、今から期待が高まります。
初代パンダの「使い倒せる相棒」としての魅力を、現代の技術とデザインで見事に蘇らせた新型グランデパンダ。2026年春頃の日本デビューが待ち遠しい1台です。
Writer: くるまのニュース編集部
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