価格1700万円オーバーのトヨタ「“新”ランドクルーザー」に注目! 「250はやっぱり丸目がクラシックでかっこいい」「日本でターボハイブリッドが選べないのが残念」 欧州で26年春から販売された「“最新”250」に追加された「VX」「VX-L」はどんな仕様
トヨタの欧州法人は、「ランドクルーザー250」に「VX」と「VX-L」という2つの新グレードを追加し、2026年春からヨーロッパ全土で販売を開始しました。どのような仕様になっているのでしょうか。
優れた走破性と安全性を両立
トヨタの欧州法人は、「ランドクルーザー250」に「VX」と「VX-L」という2つの新グレードを追加し、2026年春からヨーロッパ全土で販売を開始しました。
ランドクルーザー250は、1951年登場の「トヨタBJ型」をルーツとするランドクルーザーシリーズにおいて、最新世代の中核を担うモデルとして2023年8月に発表されました。
このクルマは、1980年代に登場した「ランドクルーザープラド」の後継モデルにあたりますが、世代を重ねるごとに豪華さを増していったプラドの路線とは異なり、「人々の生活、地域社会を支えるためのクルマ」という原点に立ち返ることを目指して開発されました。
プラットフォームには、ブランドの旗艦モデル「ランドクルーザー300」と同じ「TNGA GA-F」を採用し、軽量化と剛性の強化によってクルマとしての基本性能を大幅に向上させています。走行性能の面では、シリーズ初となる電動パワーステアリング(EPS)や、スタビライザーの作動を切り替えられるSDM(Stabilizer with Disconnection Mechanism)を搭載することで、オンロードとオフロードの両方で優れた走破性、乗り心地、操縦安定性を実現しています。
また、路面状況に応じた最適な走行モードを選択できる「マルチテレインセレクト」や、車両周囲の状況を確認できる「マルチテレインモニター」も機能が向上し、悪路での扱いやすさが高められています。

パワートレインは、当初2.8リッターディーゼルターボと2.4リッター自然吸気ガソリンが設定されていましたが、2025年6月には2.4リッター4気筒ガソリンターボエンジンにモーターを組み合わせたハイブリッドシステム「i-FORCE MAX」が追加されました。このハイブリッドは最大出力326hp、最大トルク465lb-ftを発揮します。なお、欧州市場では西ヨーロッパで販売される全グレードがi-FORCE MAXを搭載し、東ヨーロッパでは2.8リッターディーゼルターボと2.4リッターガソリンが搭載されます。
安全性能については、最新の先進運転支援システム「トヨタ セーフティ センス 3.0」を搭載しています。これには歩行者検知機能付きの衝突回避システムや、全車速に対応したダイナミックレーダークルーズコントロール、運転状況を先読みして支援する「プロアクティブドライビングアシスト」などが含まれます。さらに、ブラインドスポットモニターやリアクロストラフィックアラートも標準で装備され、安全性が高められています。
今回追加された新グレードのうち、VXはデビュー直後の限定車「ファーストエディション」と同様のクラシックな丸型ヘッドライトが特徴です。外装にはルーフレールや18インチホイールが装備され、上級モデルらしい仕上がりとなっています。
ボディカラーにはVX専用色として「スモーキーブルーメタリック」のモノトーンカラーが用意されます。内装では12.3インチのデジタルメーターと12.3インチのマルチメディアディスプレイ、運転席パワーシート、冷蔵機能付きのリアコンソールボックスなどが標準装備となります。オプションで7人乗り仕様やサンルーフも選択可能です。
もう一方の「VX-L」は最上級グレードに位置づけられ、VXの装備に加えて、シートがフルレザー仕様となり、助手席パワーシート、前席と後席のシートヒーターおよびシートベンチレーションが追加されます。さらに、14スピーカーのJBLプレミアムサウンドシステム、ヘッドアップディスプレイ、デジタルインナーミラーも備わり、非常に充実した内容です。外装ではサンルーフと20インチアルミホイールが標準となり、オプションでパノラミックルーフに変更することもできます。乗車定員はオプションで7人乗りに変更可能です。
なお、今回のグレード整理により、ベースモデルは「TX」という名称となり、18インチホイールやファブリックシートを備えたシンプルな構成となります。また、新色として「オーラブラックメタリック」が新たに設定されました。
トヨタ欧州法人のあるベルギー国内における車両本体価格(2025年4月下旬現在)は、VXが9万2390ユーロ(約1725万円)、VX-Lが10万390ユーロ(約1875万円)となっています。
同モデルに対し、ネット上やSNS上では「1700万はもはや300系を超えてレクサスLX級」「庶民には到底手が出ないキングの価格」といった価格に対する声が多く寄せられており、欧州の付加価値税(VAT)や諸経費が含まれているため高額になることは理解しつつも、日本での販売価格(500万円台から)との乖離に驚くユーザーが目立ちました。
また、現在、日本仕様のランクル250は 2.7リッターガソリンエンジン仕様のみのため、「本命はこのパワートレイン(ターボハイブリッド)ではないか」「パワーと燃費を両立したこの仕様が日本で選べないのが残念」という意見が目立ちます。
さらに、「250はやっぱり丸目がクラシックでかっこいい」「モダンとレトロのバランスが良い」と、丸目デザインを支持する声が圧倒的に多く見られました。
Writer: くるまのニュース編集部
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