危険はないのか、道路の停止線や横断歩道がほぼ消えた場所… 白線の補修は誰がやる?

幹線道路の大きな交差点ではしっかり白線が引かれていますが、片側1車線の市道、県道ではほとんど残っていない横断歩道もあるなど危険な箇所も見られます。道路の白線はどのように消えて、補修してもらうにはどうしたらいいのでしょうか。

道路の白線は同じ交差点内でも、管理者が異なる

 暑く長かった夏も終わろうとしている今、街中を走っていてふと気づいたことがあります。それは「白線が消えかかっている横断歩道が増えている?」ということです。幹線道路の大きな交差点ではしっかり白線が引かれていますが、片側1車線の市道、県道ではほとんど残っていない横断歩道も見られます。道路の白線はどのように消えて、補修してもらうにはどうしたらいいのでしょうか。

ほとんど消えて見えなくなってしまっている横断歩道(加藤久美子 撮影)

 横断歩道や矢印などの白線、「スクールゾーン」「とまれ」などの文字は、消えているととても危険な場合があります。

 信号があれば横断歩道の前で停止できますが、中には信号もない、横断歩道の標識もない、白線もほとんど消えていて街灯もない、というような場所もみられます。これらの白線を引き直してほしい場合は、道路管理者に連絡をすることになります。わからない場合はひとまず区役所の道路維持課に聞いてみると教えてくれます。

 実際に消えかかった白線について横浜市都筑区役所に聞いてみたところ、「生活道路などの狭い道路では、区役所の道路維持を担当する部署や土木事務所が対応します。また、横断歩道や『とまれ』など、規制がかかわって来る白線については、最寄りの警察署にご相談なさるのが良いと思います。生活道路の路面標示につきましては、役所(土木事務所)で対応できますので比較的早く対応できるかと思われます」(横浜市都筑区役所道路維持課)

 道路の白線は、停止線や「止まれ」などの文字、横断歩道の白線など「公安委員会」(警察)によって管理される部分と、道路のセンターラインや車線境界線などの「道路管理者」(県や市町村)に管理される部分があります。

コスト高だが夜間晴天時、雨天時ともに優れた視認性の白線等(画像6枚)

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