「ランクル」よりデカい! トヨタの新型「“5人乗り”四輪駆動車」登場! 超豪華内装×全長6m級「ド迫力ボディ」がイイ! 大型グリルも目を惹く“米国生産のトヨタ車”「新型タンドラ」とは
トヨタは2026年4月2日、アメリカで生産するフルサイズピックアップトラック「タンドラ」の日本導入を正式に発表しました。まずは東京のトヨタ販売店「トヨタモビリティ東京」での取り扱いからスタートし、今夏以降には全国での販売が始まる予定です。どのようなクルマなのでしょうか。
これぞアメリカ! 豪快なピックアップトラックがやって来た!
2026年4月2日、トヨタはアメリカで生産するフルサイズピックアップトラック「タンドラ」の日本導入を正式に発表しました。
まずは東京のトヨタ販売店「トヨタモビリティ東京」での取り扱いからスタートし、今夏以降には全国での販売が始まる予定です。
タンドラは1999年に初代モデルが登場した、アメリカ市場をメインターゲットとするフルサイズピックアップトラックです。今回日本に導入されるのは、2022年にフルモデルチェンジした3代目の現行モデルとなります。
アメリカ現地では、3.5リッターV型6気筒インタークーラーツインターボエンジン+10速ATの純ガソリンモデル「i-FORCE」と、そこにモーターを組み合わせたハイブリッドモデル「i-FORCE Max」の2種類のパワートレインが用意されています。
日本に導入されるのはi-FORCEの純ガソリンモデルで、最高出力290kW(約394馬力)、最大トルク649N・mという圧倒的なスペックを誇ります。約2.6トンの重量ボディも軽々と加速させてくれることでしょう。

ただし、その代償として燃費は現地仕様で約7.5km/L相当(市街地:日本仕様は未公表)にとどまり、燃料タンク容量も122リットルと非常に大容量です。維持費の面では覚悟が必要といえます。
日本に導入されるグレードは、ガソリンモデルの上級グレード「1794 Edition」です。
この独特なグレード名には由来があります。タンドラの生産工場があるテキサス州サンアントニオの敷地は、もともと1794年にスペイン人入植者のイグナチオによって開墾された牧場でした。そのロマンある歴史にちなんで名付けられたのがこのグレード名です。
上級グレードらしく装備も充実しており、ピックアップトラックでありながら12.3インチTFTカラーメーター、本革パワーシート、パノラマムーンルーフを標準装備。牽引作業に欠かせないヒッチメンバーやトーイングヒッチも標準で備わっており、実用性と快適性を高いレベルで両立しています。
ボディサイズは全長5930mm×全幅2030mm×全高1980mm、ホイールベースは3700mmと、アメリカンフルサイズピックアップトラックらしい堂々たる体格です。
日本の道路事情を考えると、かなり持て余しそうなサイズ感ですが、実はこれでもタンドラのラインナップの中では最もコンパクトなモデル。現地にはホイールベースと全長がさらに300mmほど長い仕様も存在しており、アメリカの大らかなスケール感を改めて感じさせられます。
本モデルは「米国製乗用車の認定制度」を活用した輸入車のため、日本の法規に適合させるためのいくつかの変更が施されています。
左側通行に合わせたヘッドライトの光軸変更、リアのウインカーをアメリカ仕様の赤色からオレンジに変更、シーケンシャルターンライトの削除、メーター表示の変更、発炎筒の搭載、最大積載量ラベルの貼り付けなどが行われています。
一方で、データ通信モジュール(DCM)はアメリカ仕様のままとなっており、コネクテッドサービスは利用できません。地図データも同様で、車載ナビ機能やロードサインアシスト(標識認識機能)、ナビ連携のヘッドアップディスプレイも正常に作動しない点には注意が必要です。
ラジオも周波数帯が異なるため一部の局しか受信できず、オートエアコンの温度表示が華氏となるなど、慣れるまでは戸惑う場面があるでしょう。
ただし、Apple CarPlay・Android Autoは日本語表示で利用でき、ナビ機能も問題なく使えます。スマートフォンのナビを日常的に活用しているユーザーであれば、大きな不便は感じないはず。
塗装についても海外市場向けの仕上がりとなっており、国内向けモデルとは若干の差異が生じる可能性があるとのことです。この点は輸入車として割り切りが必要といえます。
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日本での販売価格は消費税込みで1200万円です。現地価格を2026年4月上旬のレートで円換算すると約1020万円相当のため、日本向けの改良費用や輸送費を加味すれば妥当な水準といえるでしょう。
何より、本場アメリカ生まれの左ハンドルピックアップトラックを、国内のトヨタディーラーで購入でき、アフターサービスも受けられるというのは大きな魅力です。
これだけの存在感を放つ一台を求めるユーザーにとっては、その価値はプライスレスといえるのではないでしょうか。
Writer: 赤羽馬
金融業・自動車ディーラー営業マンを経て、ライターとして独立。幼少期からの自動車カタログ収集癖あり。エンドユーザーに役立つ話や経済・金融とクルマに関する情報を発信中。






































