“11年ぶり大幅刷新”のスズキ「新型エブリイ」まもなく登場!? 顔面”激変”? 200万円超えモデルも登場? 新たな「軽バン」どうなるのか
スズキの軽商用バンである「エブリイ」が、まもなくマイナーチェンジを果たすようです。いったい、どのような変更がくわえられるのでしょうか。
「ザ・軽商用バン」のエブリイが進化!
1982年に登場したスズキ「エブリイ」は、長年にわたってビジネスの現場を支え続けてきた、日本を代表する軽商用バンのひとつです。
スズキの軽ワンボックスであるエブリイは、軽自動車でありながら広い室内空間を持つモデルとしてビジネスユースはもちろん、ファミリーカーとしても高い支持を集めており、乗用モデルであるエブリイワゴンも根強い人気を誇っています。
大阪オートメッセのスズキブースには、そんなエブリイワゴンをベースとし、外遊びが好きなファミリーが週末にストライダーレースに参加するシーンを想定してアウトドアシーンに映えるアクティブなカスタマイズを施したエブリイワゴン ワンパクライダーが展示されていました。
この車両は大型のルーフキャリアを搭載し、ルーフボックスやサイドカーテンタープ、ストライダーを3台積載できるようになっており、足元にはWEDS MUD VANCE X type Fとヨコハマ ジオランダーの組み合わせなどが目をひく仕上げとなっています。
ただもっと注目したいのがフロントマスクで、現行モデルとは明らかに異なる形状のバンパー、グリル、フードガーニッシュなどが備わっていた点でしょう。
その後、5回のフルモデルチェンジを経て、現行モデルとなる6代目が2015年に登場しました。
そのボディサイズは全長3395mm×全幅1475mm×全高1895mmとコンパクトながら、発売時点ではクラストップとなる荷室長1910mmを確保するなど、軽商用バンとしての機能性が高められています。
パワートレインは、最高出力49ps/最大トルク60Nmを発揮する658cc自然吸気エンジン(NA)が中心となっており、CVTもしくは5MTが組み合わされます。
「JOINターボ」では最高出力64ps/最大トルク95Nmを発揮する658ccターボエンジンが搭載されますが、トランスミッションはCVTのみとなります。
なお、いずれのグレードでも2WD(後輪駆動)と4WDが設定されています。
カタログ燃費(WLTCモード)は、NA車が16.4〜17.2km/L、ターボ車が15.1km/Lとなっており、クラストップレベルの燃費性能を誇っています。
また、使いやすい位置に設けられたドリンクホルダーやスマートフォンもおけるセンターミドルトレー、A4サイズの書類を収納できるフロントドアポケットなど、ユーザーの声に応えた豊富な収納スペースが用意されるなど、機能性についても大きくアップデートされています。

そのほか、発売時点ではクラス初となる衝突被害軽減ブレーキがメーカーオプションとして設定されています。
エブリイはその後複数回の改良がおこなわれ、現在では「6型」へと進化しています。
2026年4月時点では、「JOINターボ」「JOIN」「PC」「PAリミテッド」「PA」の5グレードが展開されており、価格は113万7400円〜169万8400円となっています。
5月8日に発表!?どこが変わる?
そんなエブリイですが、まもなく改良が実施されるようです。
都内のスズキ販売店担当者は次のように話します。
「エブリイは2026年5月8日に『7型』が発売される予定となっており、すでに販売店では改良モデルのご案内を開始しています。
今回の改良では、『デュアルカメラブレーキサポート』から『デュアルセンサーブレーキサポートII』となるほか、『低速時ブレーキサポート(前進・後退)』や『パーキングセンサー(フロント・リア)』の採用、『車線逸脱抑制機能』や『標識認識機能』の追加など、安全装備が大きくアップデートされます。
それにくわえて、デジタルスピードメーターも採用される予定です。
さらに、『JOINターボ』および『JOIN』と『PC』では、カラードドアミラーがブラックに変更されます。
また、『JOINターボ』については、メーカーオプションとして『アップグレードパッケージ』が新たに設定されます。
これは、『アダプティブクルーズコントロール(ACC)』や『フルオートエアコン』『後席両側ワンアクションパワースライドドア』『ステアリングスイッチ』『マルチインフォメーションディスプレイ』などがふくまれるもので、エブリイをワンランク上のクルマにすることが可能なパッケージオプションです。
そのほか、『PA』ではLEDヘッドランプの採用にくわえて、シート素材がビニールレザーとなる見込みです。
一方、ボディカラーについては特に変更はありません。
なお、価格については全グレードで5〜10万円の値上げとなります。
その結果、最上級グレードの『JOINターボ』では乗り出し価格が200万円を超える可能性もあります。
ただ、物価高騰によりほとんどのモデルが値上げしていることを考えると、エブリイの割安感が大きく変わることはないと思います」
※ ※ ※
現行型の登場から9年以上が経過しているエブリイですが、2025年度は1万5512台を販売するなど売れ行きは堅調です。
一方、ライバルであるダイハツ「ハイゼットカーゴ」は2万3222台とエブリイをしのぐ販売台数を記録しています。
エブリイが「7型」へと進化することにより、ハイゼットカーゴにどれだけ迫ることができるのかに注目が集まります。
Writer: Peacock Blue K.K.
東京・渋谷を拠点とするオンライン・ニュース・エージェンシー。インターネット・ユーザーの興味関心をひくライトな記事を中心に、独自の取材ネットワークを活用した新車スクープ記事、ビジネスコラム、海外現地取材記事など、年間約5000本のコンテンツを配信中。2017年創業。










































