レクサス斬新「“観音開き”クーペ」! 歴代初となる“ボディタイプ”を採用! 流麗ボディ&“大径タイヤ”の「タフなデザイン」が魅力! 「ハイテク豪華内装」で新たなラグジュアリーを定義する「LSクーペコンセプト」とは?

クルマに求められる価値は、効率や快適性に加えて、車内での過ごし方や体験の質へと広がっています。そうした変化の中で2025年に登場したレクサス「LS Coupe Concept」は、ラグジュアリーの新しいかたちを提示する存在として注目を集めました。

伝統と変革の狭間で生まれた新たなスタイル

 クルマに対する期待は、ここ数年で確実に広がりを見せています。単に移動するための道具としてではなく、日常の時間をどう彩るかという視点でも語られるようになってきました。

 人々のライフスタイルが多様化する中で、クルマに求められる役割もまた変わりつつあります。

 こうした流れは各メーカーのクルマづくりにも色濃く反映されています。従来の枠にとらわれない発想で、新たな価値を提案するモデルが増えてきました。

 例えばトヨタの「クラウン」やホンダの「インサイト」も、従来のセダン像から一歩踏み出し、多様なニーズに応える存在へと進化しています。単一のカテゴリーに収まらない柔軟な発想が求められているのです。

従来の枠にとらわれないクロスオーバーデザイン!
従来の枠にとらわれないクロスオーバーデザイン!

 そのような背景のもとで開催された2025年10月の「ジャパンモビリティショー2025」は、クルマの未来像を示す場として大きな注目を集めました。

 なかでもレクサスが披露した新世代の提案は、多くの来場者に強い印象を残しました。同社はこのイベントで「LS Concept(LSコンセプト)」と呼ばれる3台のコンセプトモデルを公開し、それぞれが異なる角度からラグジュアリーのあり方を問い直していました。

 その中でもひときわ存在感を放っていたのが「LS Coupe Concept(LSクーペコンセプト)」です。

 このモデルは、現実的なパッケージングと大胆なデザイン思想を高い次元で融合させた一台として、多くの視線を集めました。

 単なる未来像の提示にとどまらず、実際のプロダクトへとつながる可能性を感じさせる点も評価されています。

 ラグジュアリーセダンの「LS」は1989年に誕生して以来、レクサスブランドの象徴として位置づけられてきました。高い静粛性や快適性、そして品質の高さにより、長年にわたりブランドの信頼を支えてきた存在です。

 しかし近年ではSUV人気の拡大やユーザーの価値観の変化により、従来型のセダンだけでは応えきれない場面も増えてきました。

 こうした状況を踏まえ、レクサスはラグジュアリーの定義そのものを見直す必要があると考えました。

 そして新たに掲げたのが「Luxury Space(ラグジュアリースぺ―ス)」というコンセプトです。

 これは単なる高級感の演出ではなく、乗る人それぞれの使い方や価値観に寄り添い、空間としての質を高めることを目指した考え方です。

 LS Coupe Conceptは、この思想を具体的に体現したモデルといえます。4ドアクーペをベースにしながらもクロスオーバー的な要素を取り入れたスタイルが特徴で、低く構えたボディラインと力強く張り出したフェンダーが印象的です。

 都市部での洗練された佇まいと、アウトドアシーンにも対応できる存在感を両立させています。

 開発テーマとして掲げられた「DISCOVER DUALITY(ディスカバーデュアリティ)」も、このモデルの本質をよく表しています。

 上質さと躍動感、静けさと力強さといった相反する価値を一台の中で調和させることで、ドライバーと同乗者それぞれに異なる満足を提供しようとしています。

 エクステリアデザインでは、従来のスピンドルグリルに頼らず、ボディ全体でブランドらしさを表現する「スピンドルボディ」という新しいアプローチが採用されました。

 滑らかな面構成とシャープなLEDのラインが未来的な印象を生み出しつつ、大径タイヤや車高のバランスによってしっかりとした走行性能も感じさせます。

 また、観音開きのドア構造も大きな特徴の一つです。乗り降りのしやすさに加え、乗車の瞬間そのものを特別な体験へと変える演出がなされています。

 さらにルーフにドローンを搭載するというユニークな仕組みも盛り込まれており、移動の楽しみ方を広げる新たな可能性を示しています。

 インテリアに目を向けると、後席前方に配置された大型ディスプレイが象徴的です。走行中の景色やナビゲーション情報を乗員全員で共有できる設計となっており、移動時間そのものをより豊かな体験へと変えています。ドライバーだけでなく同乗者も主体的に移動を楽しめる点が特徴です。

 さらに、前席乗員の表情を映し出して会話を補助する機能も検討されており、車内を単なる移動空間ではなく、リビングのようなくつろぎの場として捉える発想が感じられます。

 こうした工夫により、乗る人同士のコミュニケーションもより自然で豊かなものになることが期待されます。

 現時点では市販化や価格に関する具体的な発表はありませんが、このモデルが示した方向性は明確です。

 セダンの快適性、クーペの美しさ、SUVの実用性を融合し、それらを電動化技術で支えることで、新しい移動体験を実現しようとしています。

 レクサスが描くこれからのラグジュアリーは、所有することの満足だけでなく、その中で過ごす時間の質にまで踏み込んでいます。LS Coupe Conceptは、その考え方を象徴する存在であり、今後のレクサスのあり方に大きな影響を与えていく可能性を秘めていると言えるでしょう。

【画像】超いいじゃん! これが“歴代初”のレクサス斬新「“観音開き”クーペ」です! 画像を見る!(30枚以上)

【買取査定】レクサス車が高く売れる!?(PR・外部リンク)

画像ギャラリー

Writer: くるまのニュース編集部

【クルマをもっと身近にするWEB情報メディア】
知的好奇心を満たすクルマの気になる様々な情報を紹介。新車情報・試乗記・交通マナーやトラブル・道路事情まで魅力的なカーライフを発信していきます。クルマについて「知らなかったことを知る喜び」をくるまのニュースを通じて体験してください。

【2026年最新】自動車保険満足度ランキング

【頭金0円】毎月1万7千円代でフォレスターに乗れる!?(PR・外部リンク)

最新記事

全国のガソリン平均価格
2026/05/05時点最新
直近の平均価格
レギュラー
165.9 -0.3
ハイオク
177.0 -0.5
軽油
155.7 -0.1
情報提供元:株式会社ゴーゴーラボ
gogogsで詳細をみる

メーカーからクルマをさがす

国産自動車メーカー

輸入自動車メーカー