1.6リッターで304馬力! トヨタ「“新型”小さいスポーツカー」発売! 画期的「GRステアリング」&新タイヤ採用で戦闘力アップ! 「26式GRヤリス」何が変わった?
トヨタ「GRヤリス」の改良モデルが発売されました。「26式」へと進化した小型スポーツカーにはどのような特徴があるのでしょうか。
トヨタ「“新型”小さいスポーツカー」発売!
2026年3月13日、トヨタ GAZOO Racingが「GRヤリス」の一部改良モデル「26式GRヤリス」を発表しました。同日より受付を開始し、4月6日に発売しています。
「26式」へと進化したGRヤリスとは、どのようなモデルなのでしょうか。
26式GRヤリスは、モータースポーツの現場からのフィードバックをさらに色濃く反映したモデルです。
その心臓部には、最高出力304PS、最大トルク400Nmを発生する1.6リッター直列3気筒インタークーラーターボエンジン「G16E-GTS」を搭載。この強力なパワーを、スポーツ4WDシステム「GR-FOUR」を介して路面に伝えます。
トランスミッションは、意のままのシフト操作を楽しめる6速MTに加え、素早い変速を可能にする8速AT「GR-DAT」が設定され、乗車定員4名のパッケージングは維持されています。

迫力あるスタイリングを形成するボディサイズは、全長3995mm×全幅1805mm×全高1455mm、ホイールベースは2560mmとなっており、ワイド&ローなフォルムが凝縮感のある走りを予感させます。
そして、改良が加えられた26式GRヤリスの大きな特徴は、「GRステアリング」と呼ばれる新しいデザインのステアリングへの変更です。
GAZOO Racingによると、従来のステアリングに対し、「モータースポーツのステアリング操作では手のひらを理想的な位置に置けない」という声がユーザーから寄せられたとのこと。
レースでは走行舵角180度でも持ち替えなしでステアリング操作を行うことがあり、この場合はスイッチに触れないように注意して操作する必要があったそうです。
こうした声を反映する形で誕生した新ステアリングは、小径化や手のひらにフィットする左右グリップ形状の採用により、操舵レスポンスが向上。操舵時に触れないよう配慮が必要だったステアリングスイッチは、それぞれのスイッチを独立させた配置にすることで対応しました。
加えて、スイッチ外周にリング状のイルミネーションを備えることで、夜間の視認性もアップしています。
新ステアリングの採用以外では、標準装着タイヤの変更が行われました。
具体的には、「RZ High performance + Aero performance package」と「RZ High Performance」グレードで、標準装着タイヤを「ブリヂストン POTENZA RACE」に変更。
トレッドパターンのほか、内部構造、ゴム配合を見直し、車両のコントロール性を大幅に向上させており、通常の市街地走行はもちろん、タイヤに強い負荷のかかるレースシーンでも高いグリップ性能を長時間維持できる性能になっています。
また、フロントとリアのショックアブソーバーの減衰力特性の最適化も実施され、性能が向上したタイヤとの組み合わせにより、高いパフォーマンスを発揮します。
その他にはメーカーオプションの仕様変更も実施されました。
従来モデルでは、縦引きパーキングブレーキとナビパッケージおよびコンフォートパッケージを同時に装着する場合、シートヒーター・ステアリングヒーターは非装着となっていました。しかし、今回の一部改良で、上記に該当するオプション状況でも両方の装着が可能になり、選択性が広がっています。
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新たなステアリングを採用した26式GRヤリスの価格(消費税込)は361万7200円から588万2200円です。
今回の進化により操舵感覚がどのように変わったのか注目が集まります。
Writer: 大西トタン@dcp
(株)デジタル・コンテンツ・パブリッシング所属の編集者・ライター。幼少期に父親と一緒に灯油でエンジンのプラグを磨いたのをきっかけに車好きになる。学生時代はレーサーを目指しカートに挑むも挫折。現在は磨いた腕と知識を武器に自動車関係の記事をメインに執筆。趣味は週末に愛車フリードでのグルメ自販機巡り。
































































