たった「10万円ちょっと」で「“スライドドア”軽ワゴン」が買える!? ほぼ「iPhone 17」の“激安予算”でどんなモデルが買えるのか お手頃な「室内広々&背高軽」中古車とは
軽自動車でも300万円を超えることがある時代。そんななか、スマホを買う程度の予算でも買える軽ワゴンを紹介します。
「スマホ買う予算」で買えるスライドドア軽ワゴン
軽自動車のコンパクトサイズながら、便利なスライドドアを備え、高い全高で広大な空間が魅力の軽スーパーハイトワゴンですが、なかには中古車で「わずか10万円」程度で購入できるものも存在します。
ほぼ「スマホ並み」の価格で買えるものは、一体どのようなモデルなのでしょうか。
大幅な進化により、今ではヘタなコンパクトカーよりも装備が充実したモデルも珍しくなくなってきた軽自動車。
なかでもスーパーハイト軽ワゴンと呼ばれるジャンルの車両は、軽自動車のサイズを維持しながらも、広い室内空間を実現するために背を高くしたもので、子どもであれば車内で立つことができるほどの広さを持ち合わせています。
さらに、使い勝手を高めるために両側スライドドアを備えるのも当然となっており、上級グレードは両側電動であることが当然で、その分車両本体価格は上昇の一途。上級グレードでオプションをプラスしたらなんと総額300万円超!ということも…。
ただ、人気のジャンルということもあって中古車として流通している台数もかなり多く、なかにはなんと10万円台で売られているものも少なくないのです。
10万円台といえば最新のスマホ「iPhone 17」の価格に近い価格ということになるのですが、そんな価格で売られているスーパーハイト軽ワゴンの中で台数が多いのが、2代目のダイハツ「タント」です。

スーパーハイト軽ワゴンの祖とも言われるタントは、2003年11月に初代モデルが登場。この初代はまだすべてのドアがヒンジドアでしたが、2007年12月に登場した2代目モデルでは助手席側にスライドドアを搭載。
助手席側スライドドアは通常のスライドドアとは異なり、ドア内部にピラー(車体の柱)を埋め込むことで、ドアを開いたときにピラーレスの大開口部を実現した「ミラクルオープンドア」としていたことが大きな特徴となっていました。
またヒンジドアもほぼ90度まで開き、ヒンジドアながら乗り降りなどがしやすいのも美点となっています。
そんな2代目タントは、初代と同じく通常モデルとエアロ仕様の「カスタム」の2本立てを設定。
カスタムにのみターボエンジン搭載車が設定されていましたが、両車の機能的な大きな違いはその程度で、シートレイアウトやアレンジ、小物入れの位置などの使い勝手の面では共通となっています。
中古車としては、やはりカスタム系の方が人気は高いようで、安価な中古車は標準モデルが中心。
なかにはターボエンジンを搭載したカスタム系の車両も10万円台の価格帯で見つけることができますが、安価なターボモデルはそれなりに過走行となっているので、注意が必要です。
ただし、裏を返せばしっかりメンテナンスさえしておけば、そのくらいの走行距離まで走ることも不可能ではないという証明にもなっていると言えるかもしれません。
そういったところも加味しながら、10万円台で売られているタントをチェックしてみると、やはり過走行車や修復歴のある車両が中心となってしまいますが、なかには走行距離10万km以内で、修復歴のない優良物件もチラホラ見つけることができます。
いっぽうタントのような車種は、あまりクルマに興味のない人が乗っていた個体も少なくないため、整備記録簿などで過去のメンテナンス状況をチェックすることは必須です。
上手くいけばスマホよりも安い金額で、広い室内空間を持つスーパーハイト軽ワゴンを手に入れることも夢ではないのです。
Writer: 小鮒康一
1979年5月22日生まれ、群馬県出身。某大手自動車関連企業を退社後になりゆきでフリーランスライターに転向という異色の経歴の持ち主。中古車販売店に勤務していた経験も活かし、国産旧車を中心にマニアックな視点での記事を得意とする。現行車へのチェックも欠かさず活動中。




























