カワサキが誇る「ネオクラシック&クルーザー」現在の売れ筋は? 絶対王者「Z900RS」の地位は揺るがず!? 販売現場で支持を集めているモデルとは?
往年の名車のスタイルを受け継ぐカワサキのネオレトロモデルとクルーザーには、「Z900RS」や「W」シリーズなど多彩なラインナップが存在します。2026年6月現在、販売現場で支持を集めているのはどのモデルなのでしょうか。
圧倒的人気を誇るZ900RSと、歴史を受け継ぐ多彩なラインナップ
カワサキは、伝説的な名車「900Super Four(Z1)」のルックスを受け継ぐ「Z-RS」シリーズや、美しい空冷エンジンを搭載する伝統の「W」シリーズなど、独自のネオレトロモデルとクルーザーを多数展開しています。
扱いやすい中型から迫力の大型まで選択肢が広がるなか、2026年6月現在、販売現場では一体どのモデルが売れ筋なのでしょうか。
カワサキのネオレトロシリーズにおいて、絶対的なフラッグシップとして君臨しているのが「Z900RS」です。
排気量948ccの水冷直列4気筒エンジンを搭載し、ティアドロップ型のフューエルタンクやテールカウルなど、かつての名車Z1を彷彿とさせる美しいスタイリングで、発売以来トップクラスの人気を維持しています。
また、ミドルクラスには同じくZの血統を受け継ぐ軽量な排気量649ccの「Z650RS」がラインナップされており、扱いやすさとパワーのバランスで支持されています。
一方、トラディショナルなスタイルを極めたのが「W」シリーズと「メグロ」シリーズです。
大型クラスの「W800」と「メグロK3」は、現行モデルでは希少な排気量773ccの空冷バーチカルツインエンジンを搭載し、造形美と独自の鼓動感を味わえる本格派クラシックとして展開されています。

さらに、軽二輪クラスには排気量232ccの空冷単気筒エンジンを搭載した新型「W230」と「メグロS1」が登場し、圧倒的な軽さと足つきの良さでエントリー層から注目を集めています。
そして、ロー&ロングのクルーザースタイルを持つ「エリミネーター(400cc)」も、扱いやすい車格と充実した装備で、中型クラスの定番モデルとして定着しています。
では、販売現場で実際に人気を集めているのはどの車種なのでしょうか。
都内の販売店担当者は、現在の販売状況について次のように話します。
「当店で圧倒的な売れ筋となっているのは、やはりZ900RSです。
2月に登場した電子制御搭載モデルを含めて多くのご予約をいただいており、『SE』や『CAFE』といったバリエーションの中には、最大で60名ほどお待ちになっているお客様もいらっしゃる状態です。
そのため、購入をご希望の場合はできるだけ早くご来店いただき、ご予約の列に並んでいただく必要があります。
次いで人気なのが、400ccのエリミネーターです。
エリミネーターは発売当初からカワサキの中型クラスではトップの売れ行きで、免許を取り立ての初心者やリターンライダーのお客様によく選ばれています。
足つきのよさや見た目に加え、一部グレードではドライブレコーダーが標準装備されている点など、機能面も高く評価されています。
また、大型クラスではW800も動いており、多機能を求めずシンプルなバイクに乗りたいという年配層を中心に『現行で乗れる空冷クラシック』として支持されています」。
さらに、関西の販売店担当者は次のように話します。
「当店でもっとも人気のモデルは、Z900RSです。
昨年から引き続き非常に人気で、かつてのZ1に憧れを抱く年配のお客様から、王道のバイクらしいルックスを求める若い世代まで、幅広い年齢層から支持されています。
2026年モデルが発表されたことで、さらに注目が集まっています。
次に売れているのは、中型クラスのW230です。
装備はABSのみと非常にシンプルですが、圧倒的な車体の軽さと足つき性の良さが評価されています。
車体を共有する兄弟車のメグロS1は男性からの指名が多く、W230は主に女性ライダーから人気を集めているのが特徴です。
また、Z650RSも好調な動きを見せています。
少し前まではエリミネーターが売れ筋でしたが、供給が安定して需要が落ち着いたこともあり、現在は『カワサキの正規販売店でしか買えない大型モデルに乗りたい』という理由でZ650RSを指名買いされるお客様が増えています。
こちらもシンプルな構成ですが、ミドルクラスならではの軽さとパワーを兼ね備えており、ちょうどいいバランスを求める方に人気の一台となっています」。
※ ※ ※
このように、カワサキのネオレトロシリーズは、Z900RSという絶対的な王者が市場を牽引しつつも、各モデルが独自の強みでしっかりと棲み分け出来ている現状がうかがえました。
軽さと扱いやすさを求める層にはW230やエリミネーターが、程よいパワーを求める層にはZ650RSが、そして空冷の味わいを求める層にはW800が選ばれるなど、ライダーのニーズに隙なく応えるラインナップが形成されています。
特にZ900RSは現在も長納期の状態が続いているため、購入を検討している方は一日も早く販売店へ足を運ぶことが求められそうです。
Writer: Peacock Blue K.K.
東京・渋谷を拠点とするオンライン・ニュース・エージェンシー。インターネット・ユーザーの興味関心をひくライトな記事を中心に、独自の取材ネットワークを活用した新車スクープ記事、ビジネスコラム、海外現地取材記事など、年間約5000本のコンテンツを配信中。2017年創業。








































