MotoGP ドゥカティの好調続く ヤマハ勢今シーズンは勝利無しか?
ポディウムに登った3人のコメント
Ducati MotoGPチーム A・ドヴィツィオーゾ選手(1位)
「ここ数年は僕自身もドゥカティもこのサーキットと相性が良くなく、どうしても勝ちたいレースでした。8月のテストでは、重要な一歩が示されただけでなく、レースでも戦闘力を発揮できることが確認できていました。今週末はかなり難しいコンディションでしたが、一貫して良い仕事ができました。ホルヘとマルクは手強くて、僕が勝つには完璧なパフォーマンスを示さなければなりません。スタートする時は気持ちも充実しており、レース戦略に完全に集中していました。首位に立った時は、ほんのわずかでしたがアドバンテージもあり、それをフィニッシュまで活かすことができました。本当に嬉しい。ミザノでの勝利はドゥカティにとっても重要ですが、僕にとっても重要。数年前だったら、叶わぬ夢と思っていました。こうして実現できたので、満足感に溢れています」
Repsol Honda Team M・マルケス選手(2位)
「このサーキットではドゥカティがとても速いことはわかっていました。実際にそうだったので、今回の表彰台はとてもうれしいです。彼らはここで事前テストを行っていますが、僕たちは行っていません。でも一生懸命戦い、そして接戦となりました。いいスタートを切ることができ、タイヤが温まるまで少し時間がかかりましたが、フロントとのギャップを縮めました。ドヴィ(A・ドヴィツィオーゾ)が今日はとても強いことが分かったので、2位を目標にしました。ホルヘも僕より速く、3番手に下がってからは、最終ラップにアタックできるかどうかを見極めるためにプッシュし続けました。彼が転倒したことで最終ラップのアタックを待たずに2位を確実にしました。チャンピオンシップで67ポイントのアドバンテージとなりましたが、これはとても大事なことです。うれしいです。マシンは快適です。次戦はとても好きなアラゴンです。準備は整っています」
LCR Honda CASTROL C・クラッチロー選手(3位)
「チームは今週末最高の仕事をしてくれました。今回は彼らにとって、とても重要なラウンドでした。僕にとって重要なレースだったイギリスでレースができなかったので、今回にすべてを注ぎました。ベストを尽くしました。ロレンソが最後に転倒したことは僕たちにとってラッキーなことでした。とは言っても、僕たちはいい仕事をしました。チームのことを誇りに思います。これでいい形でアラゴンに向かうことができます。マーベリック・ビニャーレスとアレックス・リンスの後ろでタイムをロスしたことで、マルク(マルケス)やホルヘ(ロレンソ)に追いつけなくなってしまいました。全体的にはとても満足しています。いい形で残りのシーズンに向かうことができます」
【了】