新車212万円から! トヨタ「“新”ヤリスクロス」に注文“殺到”!? 「リッター31km走る」低燃費&精悍“黒アクセント”追加! 新たな「お手頃SUV」改良モデルが販売店でも話題に
トヨタ「ヤリスクロス」の改良モデルについて、販売店に最新情報を聞いてみました。
ヤリスシリーズの中核モデルが一部改良
2026年2月20日、トヨタは「ヤリスクロス」を一部改良し、3月2日に発売しました。
その後、ユーザーから寄せられた反響について、首都圏のトヨタディーラーに問い合わせてみました。
ヤリスクロスは、2020年8月に初登場したコンパクトSUVです。「ヤリス」シリーズならではの軽快な走りや先進の安全・安心技術、低燃費を受け継ぎつつも、単に利便性にとどまらないコンパクトSUVの新たな価値を追求することを目指し、開発されました。
ヤリス同様に、コンパクトカー向けTNGAプラットフォーム「GA-B」を採用しており、ヤリスの持つ「凝縮感」に加えて、SUVならではの力強さ、存在感を表現したムダなくバランスのよい洗練されたプロポーションを実現しています。
デビューから5年が経過したヤリスクロスは、日本自動車販売協会連合会の調べによると、ヤリスシリーズ(ヤリスクロスを含む)は、2025年1月~12月の登録車販売台数ランキングにおいて、前年比100.2%となる16万6533台を記録し、1位を獲得するほど販売好調です。
さらに、同連合会が公表した2026年1月の「乗用車ブランド通称名別順位(新車販売ランキング)」によると、ヤリスクロスを含むヤリスシリーズ全体で販売台数1万1192台を記録しています。
トヨタが公表しているデータでは、このヤリスシリーズの販売台数のうち、ヤリスクロスは6290台を占めており、6割近いシェアを占めていることが分かります。これはトヨタのSUVとしても1位です。
パワートレインはベーシックな1.5リッターガソリンエンジンと、1.5リッターガソリンハイブリッドの2種類で、駆動方式はFFを基本に4WDも設定。燃費はWLTCモードで16.7km/L(ガソリン4WD)から30.8km/L(ハイブリッド2WD)です。
ボディサイズは全長4180mm×全幅1765mm×全高1590mm、ホイールベース2560mmです。

登場約5年半を迎えて今回実施された一部改良は、ヤリスクロスの機能性や実用性をさらにアップデートした内容となっています。
この改良における最大のトピックは、車内の快適性と利便性を大きく引き上げる「ディスプレイオーディオの大型化」です。
上級グレードである「Z」および「Z Adventure(アドベンチャー)」、「G」に対して、従来よりもひと回り大きい「10.5インチディスプレイオーディオ(コネクティッドナビ対応)Plus」が新たに標準装備されています。
これにより、地図の視認性やエンターテインメントの操作性が飛躍的に向上しています。
また今回の改良によって4WD車全車において「寒冷地仕様」が標準装備へと変更されています(2WD車は引き続きメーカーオプション)。
そのほか、全グレードを対象に、ドアミラーとルーフ上のシャークフィンアンテナに「ブラック加飾」が施されており、ボディ全体を引き締めるスポーティなアクセントとなっています。
さらに、モノトーンの新たなボディカラーとして「アーバンロック」が全グレードに設定されました。
ヤリスクロスの車両本体価格は、212万6300円(Xガソリン車1.5L・CVT・2WD)から335万5000円(Z「Adventure」ハイブリッド車1.5L・E-Four)です(いずれも消費税込み)。グレードにもよりますが、これまでより10万円前後の値上げとなります。
ユーザーの使い勝手を意識した一部改良後のヤリスクロス、ユーザーの反響について、2月下旬に首都圏のトヨタディーラーに問い合わせてみました。
「ヤリスとヤリスクロスで比較するなら、後者の方が引き合いが多いです。それもハイブリッドモデルをご希望されるお客様が多い印象です。グレードも上級モデルに人気が集中しています」
他のトヨタディーラーではいかがでしょうか。
「すでに受注を開始しているのですが、ペースが早く、このままですとグレードによっては受注停止になる可能性もあります。
(納期は)ハイブリッドですと2026年8月以降、ガソリンエンジン仕様だと10月以降が見込まれております。
これも『現時点(2月下旬)』でのお話なので、ご契約前に納期を確認していただいた方が安心だと思います」
人気モデルだけに即納は厳しいようですが、それにしても今から注文して早くても夏頃、ガソリンエンジンモデルに関しては秋になってしまうというのもなかなか辛いところです。
ちなみに、サブスクサービスKINTOで注文すると納車まで1.5ヶ月〜3ヶ月とのことです。
受注停止の可能性もあるとのことなので、購入を検討されている方は早めに動いた方がよさそうです。
Writer: 松村透
株式会社キズナノート代表取締役。エディター/ライター/ディレクター/プランナー。輸入車の取扱説明書制作を経て、2006年にベストモータリング/ホットバージョン公式サイトリニューアルを担当。カーメディアの運営サポートや企画立案・ディレクションが得意分野。またオーナーインタビューをライフワークとし、人選から取材・撮影・原稿執筆・レタッチ・編集までを一手に担う。現在の愛車は、1970年式ポルシェ911S(プラレール号)と2022年式フォルクスワーゲン パサートヴァリアント。










































