リッター20km走るホンダ「高級ミニバン」に注目! 豪華リアシート×「大型サンシェード」でめちゃ快適! 「ミニバン人気の火付け役」オデッセイはどんな人が買ってる?
ホンダ「オデッセイ」の最新情報について、販売店に聞いてみました。
改良で使い勝手がよくなった低床&電動スライドドアを持つ「オデッセイ」
2025年11月に一部改良を行ったホンダの高級ミニバン「オデッセイ」。
その後のユーザーの反響や納期など、首都圏のホンダディーラーに問い合わせてみました。
オデッセイの発売は1994年10月のことでした。「1BOXカーの広い空間とセダンの快適さや走行性能を合わせ持つ新しいコンセプト」を持つニューモデルとしてデビューしました。
初代オデッセイは、多人数で快適に移動できるための新しい空間づくりに、ホンダが培ってきた高性能セダンづくりの技術を活かし、1BOXカーのスペースユーティリティと、セダンの爽快な走りや快適な乗り心地、安全性能を高次元で両立し、個々のライフスタイルを大切にしたクルマ選びを志向する方たちの幅広いニーズに応えるべく、当時のホンダが提唱した「クリエイティブ・ムーバー(生活創造車)」の第1弾として誕生したのです。
1994年といえば、当時はまだミニバンはどちらかというと商用車ベースのモデルが多くマイナーな存在であり、ステーションワゴンが人気でした。
しかし、初代オデッセイが人気を博すようになると、「ミニバン」というカテゴリーのクルマの快適性や室内空間の広さが支持されるようになり、瞬く間に各社が新型車を投入。それぞれが大ヒット作となっていったのです。
その後、オデッセイは1999年12月に2代目にフルモデルチェンジされ、2003年10月に3代目、2008年10月に4代目、2013年10月に現行モデルにあたる5代目へと進化を果たします。
歴代のオデッセイは4〜5年おきにフルモデルチェンジを行ってきましたが、現行モデルはデビューからすでに12年を経過するほどのロングセラーモデルです。

5代目となるオデッセイは、ボディサイズを大型化し、国内のオデッセイとしては両側スライドドアを初採用。3列すべてが広く快適で、上質な室内空間と走行性能を今までにない高い次元で両立した上級ミニバンを目指し、開発されています。
2021年12月には歴代のオデッセイを生産していた狭山工場の閉鎖にともない日本仕様の生産が終了。27年におよぶ国内の歴史にいちど幕を閉じました。それから1年半後の2023年4月、オデッセイの国内販売の再開が発表されました。
現在販売中の再販モデルは、国内生産ではなくホンダの中国現地法人 広汽本田汽車から輸入されるモデルとして復活を遂げ、現在にいたります。
オデッセイのボディサイズは、全長4860mm×全幅1820mm×全高1695mm、ホイールベース2900mmと、歴代のオデッセイと同様に低重心プロポーションを特徴としています。
パワートレインは、最高出力145馬力を誇る2リッター「i-VTEC」エンジンに、2モーターを組み合わせた「e:HEV」ハイブリッドを採用しています。
なお、モーターは最高出力184馬力・最大トルク315Nmを発揮し、燃費(WLTCモード)は19.6km/L~19.9km/Lです。トランスミッションは電気式無段変速機(CVT)、駆動方式は2WD(FF)のみです。
全車に装備される先進安全運転支援システム「Honda SENSING」には、衝突軽減ブレーキや踏み間違い衝突軽減システム、アダプティブクルーズコントロールなどの主要機能を搭載しています。
直近では2025年11月に一部改良を実施。今回の一部改良では、多くのユーザーからリクエストがあったという2列目大型ロールサンシェードを全グレードに標準装備化しています。キャプテンシートでくつろげる2列目のリラックスシートと相まって、快適な室内空間を実現しました。
また、日本初投入となる新色のボディカラー「ダイヤモンドダスト・パール(メーカーオプション/有償色)」を、「e:HEV アブソルート・EXブラックエディション」に追加し、各タイプのカラーラインアップも一部変更されています。
オデッセイの車両本体価格(消費税込)は508万6400円〜545万500円です。
どのような人が買っているのか、実際の評価はどうなのか、首都圏のホンダディーラーに問い合わせてみました。
「全高が低い両側電動スライドドアのミニバンを探していらっしゃるお客様には、オデッセイの存在は大変喜ばれます。
都市部ですと、お住まいの立地や駐車場の高さ制限で背の高いミニバンが選べないというお客様が意外と多いのです」
他のホンダディーラーではいかがでしょうか。
「小さい頃にお父様がオデッセイに乗っていたので、ご自身も父親になったらオデッセイを買うつもりだったというお客様がいらっしゃいました。
親子2代でオデッセイをお選びいただける時代になったんだと感慨深いものがあります。
いちどは販売が終了してしまいましたが、オデッセイに愛着を持ってくださるお客様がいらっしゃる以上、新車販売を継続できればと思っております」
初代オデッセイがデビューしてから30年以上の年月が経過。それでもなお、根強い人気を保っています。そして長く販売してきたからこそ、親子2代で同じモデルに乗ることができたという人もいるようです。
今後もミニバンの代表的存在として、進化していくことに期待したいところです。
Writer: 松村透
株式会社キズナノート代表取締役。エディター/ライター/ディレクター/プランナー。輸入車の取扱説明書制作を経て、2006年にベストモータリング/ホットバージョン公式サイトリニューアルを担当。カーメディアの運営サポートや企画立案・ディレクションが得意分野。またオーナーインタビューをライフワークとし、人選から取材・撮影・原稿執筆・レタッチ・編集までを一手に担う。現在の愛車は、1970年式ポルシェ911S(プラレール号)と2022年式フォルクスワーゲン パサートヴァリアント。





































