「教習所で習ったはずなのに…」道路に描かれた「ダイヤの印」どんな意味? “うっかり無視”で「反則金9000円」の可能性も… あらためて確認したい「超重要サイン」とは!
車線の真ん中に白線で大きく描かれた「◇(ひし形・ダイヤ)」のマーク。普段何気なく通り過ぎているこの記号は、ドライバーが“重大な違反”を犯さないための極めて重要な警告を発しています。
「教習所で習ったはずなのに…」道路に描かれた「ダイヤの印」どんな意味?
日々の運転のなかで、私たちは道路上に描かれたさまざまな“標示”を目にしています。
制限速度や進行方向を指定する矢印など、直感的に意味がわかるものが多い一方で、「このマーク、教習所で習ったはずだけど何だっけ?」と記憶が曖昧になっているものも存在。
その代表格とも言えるのが、車線の真ん中に白線で大きく描かれた「◇(ひし形・ダイヤ)」のマークです。
普段何気なく通り過ぎているこの記号ですが、実はドライバーが“重大な違反”を犯さないための極めて重要な警告を発しています。

この道路に描かれた巨大なダイヤマークの正式名称は「横断歩道又は自転車横断帯あり」という予告表示。
原則として、前方に信号機のない横断歩道や自転車横断帯がある場合、その手前およそ50メートルと30メートルの地点に、2つ連続してペイントされています。
つまり、ドライバーに対して「この先で人が渡るかもしれないから、いつでも止まれるように準備をしてくださいね」という大切なメッセージを送っているわけです。
道路交通法第38条では、横断歩道に近づく際、明らかに歩行者がいない場合を除いて、横断歩道の手前で停止できるような速度で進行しなければならないと定められています。
さらに、横断しようとしている歩行者がいる場合は、必ず一時停止して道を譲らなければなりません。
これに違反すると「横断歩行者等妨害等違反」となり、違反点数2点に加え、普通車で9000円の反則金が科せられます。
しかし、残念なことにこのダイヤマークの本当の意味を正しく理解し、実践できているドライバーは決して多くありません。
JAF(日本自動車連盟)などが実施している全国調査でも、信号機のない横断歩道での一時停止率は年々改善傾向にあるものの、「いまだに多くのクルマが渡ろうとしている歩行者を無視し通過している」という深刻な実態が浮き彫りになっています。

こうした現状に対して、ネット上やSNSでは多くのドライバーや歩行者から嘆きと怒りの声が上がっています。
「教習所で必ず習っているはずなのに…」「◇マークの意味を忘れているドライバーが多すぎる!」「横断歩道で待ってても何台ものクルマに素通りされて本当に驚いた」といった、歩行者目線からの切実なコメントが後を絶ちません。
また、「◇マークを見つけたらアクセルから足を離してブレーキの準備をするのが常識だ」「標示の意味を知らないままクルマを運転するは凶器を振り回しているのと同じ」と、基本ルールを忘却したドライバーを厳しく糾弾する意見も。
さらに、「横断歩道の手前で止まらないクルマをもっと厳しく取り締まって!」「罰金も引き上げるべき」「免許更新の時にマークの意味を再テストしてほしい」と、警察のさらなる取り締まり強化や制度の見直しを求める声も見受けられます。
一方で、「ダイヤマークの色を白から目立つ黄色や赤に変えるなど、視覚的にもっとアピールする工夫が必要なのでは?」という、道路インフラ側の改善を提案する建設的なコメントも寄せられていました。
このように、◇マークを一つ見つけたらアクセルを緩め、二つ目を見つけたらブレーキに足を乗せる――。たったそれだけの意識づけで、防げる悲惨な事故は確実に減らせるはずです。
春のうららかな陽気に誘われて外出の機会が増えるこれからの季節、改めて道路標示の意味を再確認し、心にゆとりを持った運転を心がけたいものです。
Writer: くるまのニュース編集部
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