143万円から! スズキ「“新型”ワゴン」に注目! 全車「“精悍”カスタム顔」にデザイン一新&安全性能も大きく進化! まさかのMTが選べる「ワゴンR」何が変わった?

スズキの軽ハイトワゴン「ワゴンR」の一部改良モデルが2025年12月に発売されました。一体どのようなモデルへと進化したのでしょうか。

スズキ「“新型”ワゴン」に注目!

 スズキは2025年12月15日、軽乗用車「ワゴンR」の一部仕様変更を行い、同日より販売を開始しました。

 今回の改良では最新の安全運転支援システムが導入されたほか、外観デザインの刷新や快適装備の拡充が図られています。

 ハイトワゴンの先駆者として独自のポジションを築いてきたワゴンRですが、現代の安全基準やユーザーニーズに合わせ、機能をアップデートした形です。

 初代ワゴンRの登場は1993年9月にまで遡ります。背の低い軽自動車が主流だった当時、「ハイトワゴン」という新たな市場を開拓し、社会現象ともいえる大ヒットを記録しました。

 その後、1997年には小型車規格の「ワゴンRワイド(現ソリオ)」を発売するなど派生車種を展開。モデルチェンジを重ね、2017年2月に登場した現行モデルで6代目にあたります。

スズキ「“新型”ワゴン」に注目!
スズキ「“新型”ワゴン」に注目!

 さらに2021年には、現行型の派生モデルとしてスライドドア採用の「ワゴンRスマイル」を追加投入するなど、時代に合わせてラインナップを広げてきました。

 現行型は、ワイド感を強調したフロントフェイスやLクラスミニバンを彷彿とさせる流麗なBピラーなど、軽自動車の枠を超えた造形が特徴として挙げられます。

 ボディサイズは全長3395mm×全幅1475mm×全高1650mm。パワートレインは660cc直列3気筒エンジン、およびそれをベースにしたマイルドハイブリッドの2種類が用意されました。トランスミッションはCVTに加え、5速MTを選択できるのが大きな特色です(マイルドハイブリッドはCVTのみ)。

 国内の新車販売において、ATおよびCVTが98%を超えているといわれる昨今、ワゴンRはMTを継続採用している数少ない一台として独自のポジションを維持。燃費性能についても、WLTCモードで25.1km/L(HYBRID ZX・2WD)という優れた数値をマークしています。

 今回の一部改良では、安全装備や快適装備、エクステリアの一部に変更が加えられました。

 まず安全面では、衝突被害軽減ブレーキ「デュアルセンサーブレーキサポートII」を新たに採用。これは前方の車両や歩行者を検知し、警告やブレーキアシスト、自動ブレーキによって衝突被害の軽減を図るシステムです。

 快適性の面においては、車線逸脱防止機能を全車に標準装備。さらにステアリングヒーターの導入や、減衰接着剤の採用による操縦安定性・静粛性の向上も図られています。

 デザインについては、全グレードのエクステリアを従来の「カスタムZ」のデザインに統一。立体的なグリル造形や3Dテクスチャーにより、力強いフロントマスクへと変貌を遂げています。

 あわせて、新色の「ベルベットダークレッドパール」と「ルーセントベージュパールメタリック」がラインナップに加わり、選択の幅も広がりました。

 なお、福祉車両ウィズシリーズ「ワゴンR 昇降シート車」にも同様の変更が実施されています。

 価格(消費税込)は143万円から185万1000円です。

※ ※ ※

 長きにわたりハイトワゴン市場を牽引してきたワゴンR。MT車が著しく減少した現代において、5速MTをラインナップし続けるその姿勢は、実用車として非常に貴重な存在といえるでしょう。

【画像】超カッコいい! これがスズキの「新型ワゴン」です!(30枚以上)

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Writer: 廣石健悟

1985年長野県生まれ。鉄鋼系物流会社や半導体パッケージメーカーの技術者を経てフリーライターとして独立。19歳で自動車に興味を持って以来、国産車を中心にさまざまな情報収集をしている。これまで乗り継いだ3台のクルマはすべてMT車。4台目となる現在の愛車はマツダ アテンザセダン(6速MT)

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