日産「“新型”ちいさなSUV」初公開! 約400万円で1.2リッター「直3」搭載&4.3m級「ちょうどいいサイズ」採用! 斬新顔に“激変”のキックス泰国に登場

2026年3月23日に開幕となった第47回バンコク・インターナショナル・モーターショーにて、日産は新型「キックス」を発表しました。どのようなモデルなのでしょうか。

新世代日産「“新型”ちいさなSUV」

 2026年3月23日に開幕となったタイの第47回バンコク・インターナショナル・モーターショーにて、日産は新型「キックス」を発表しました。 

 新型キックスは、あらゆるドライバーの人生を豊かに彩るKICKS ON.GAME ON.をコンセプトにしたコンパクトSUVです。タイでは初となる先進運転支援システム「プロパイロット」が搭載されました。また、現在、日本で販売されている「キックス」と同様に、生産はタイで行われます。

 ボディサイズは、全長4300mm×全幅1760mm×全高1610mmでホイールベースは2620mm。パワートレインは、1.2リッター3気筒エンジンを使ったシリーズハイブリッドのe-POWERで、走行用モーターの最高出力は100kW(136馬力)、最大トルク280Nm。FF駆動のみとなります。

日産「“新型”ちいさなSUV」!
日産「“新型”ちいさなSUV」!

 価格は、83万9000バーツ(約400万円)~となりますが、4月30日までのモーターショー期間中の予約については、78万9000バーツ(約379万円)~というキャンペーンを実施するとアナウンスされました。

北米「キックス」とは違う、ブラジル導入の「カイト(Kait)」

 今回のタイで登場した新型キックスは、2024年春に発表された北米仕様のキックスと仕様が大きく異なっています。

 北米のキックスはデザインが違うだけでなく、寸法も全長約4366mm×全幅約1800mm×全高約1611mmと大柄です。そしてパワートレインは、141馬力の2リッター4気筒エンジンが搭載されています。

 さらに言えば、タイの新型キックスのデザインは、昨年(2025年)12月にブラジルで発表された、ラテンアメリカ向けの新型SUV「カイト(Kait)」によく似ています。

 カイトの寸法は、全長4300mm、全幅1760mm、ホイールベース2620mmと、ほぼタイの新型キックスと同じ。つまり、新世代のタイのキックスは、ラテンアメリカ向けのデザインを採用していると言っていいでしょう。

 ちなみに、そもそもキックスは、ラテンアメリカ向けに生まれ、その後、日本にやってきたという来歴のクルマです。そういう意味で、新世代のタイの「キックス」が、ラテンアメリカ向け「カイト(Kait)」と同じデザインということは、それほど不思議な話ではないかもしれません。

日本で生産予定の次期型「キックス」は、どのデザインになる?

 つまり、日産は、北米向けキックスと、タイのキックス、そしてラテンアメリカ向けのカイトという、3つのモデルを持っていることになります。

 そこで気になるのが、“日本に導入される次の新型「キックス」は、どうなるのか”ということです。これまでの日本の「キックス」は、タイで生産されていた輸入車でした。

 ところが、次の「キックス」は、どうやら日本で生産されることになりそうです。

 日産は、昨年の7月に、神奈川県横須賀にある追浜工場での車両生産を終了して、九州の工場に移管すると発表しました。追浜工場で生産していたモデルは、「ノート」「ノート オーラ」、そして次期型キックスだというのです。つまり、新型キックスは、追浜で生産され、すぐに九州に移管されることになるというのです。

つまり、日本で生産されるの時期型のキックスは、タイで生産される新型キックスと異なってもおかしくはないのです。

 北米向けのキックスのデザインになる可能性もあります。ただし、日本仕様となれば、当然、パワートレインはハイブリッドのe-POWERであることは疑いようありません。

となれば、デザインが北米仕様で、中身がタイと同じとなるのか…それとも単純にタイと同じ仕様を日本で生産することになるのか…どちらの可能性もあると言えるでしょう。

 どんな新型キックスが日本に登場するのかに注目です。

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Writer: 鈴木ケンイチ

1966年生まれ。國學院大学経済学部卒業後、雑誌編集者を経て独立。自動車専門誌を中心に一般誌やインターネット媒体などで執筆活動を行う。特にインタビューを得意とし、ユーザーやショップ・スタッフ、開発者などへの取材を数多く経験。モータースポーツは自身が楽しむ“遊び”として、ナンバー付きや耐久など草レースを中心に積極的に参加。見えにくい、エンジニアリングやコンセプト、魅力などを、分かりやすく説明するように、日々努力している。最近は新技術や環境関係に注目。年間3~4回の海外モーターショー取材を実施。

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日産 キックス
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