約612万円! トヨタ“新型”「ちいさな“カクカク”SUV」発表! ランドクルーザー70風モデルも登場? 待望の“ミニランクル”こと「ランドクルーザーFJ」泰国で登場

トヨタの「ランドクルーザー」シリーズの末弟である「ランドクルーザーFJ」がタイで発表されました。そこには標準車ではなく、いくつかのカスタムも用意されていたのです。いわば世界初となる「ランドクルーザーFJ」のカスタムは、どんな内容だったのでしょうか。

小さい「ランドクルーザー」

 2026年3月23日に開幕したバンコク・インターナショナル・モーターショーにて、トヨタは「ランドクルーザーFJ」を発表しました。

「ランドクルーザー」シリーズの末弟となるコンパクトなSUVです。タイで生産されている「ハイラックス」などのIMVシリーズと同じプラットフォームを使って、ハイラックス同様にタイで生産されるのが特徴です。

 全長4610mm×全幅1855mm×全高1890mmというコンパクトさで、現地価格126万9000バーツ(日本円で約612万円)で発売となりました。 

 ちなみにタイでは、乗用車よりもピックアップトラックの方がたくさん売れています。ざっくり乗用車の2倍ほどもピックアップトラックなどの商用車が売れているのです。そんなタイだからこそ、世界で最初にランドクルーザーFJが発売されたと言っていいでしょう。

旧車仕様!?
旧車仕様!?

発表と同時に4種のカスタムが登場

 バンコク・インターナショナル・モーターショーでのランドクルーザーFJの発表では、同時に4種類のカスタムも紹介されました。日本と同じように、タイでもカスタムは大人気となっているようです。

 その4種類のカスタムは「メリディアン(The Meridian)」「ナチュール・エクスプローラー(The Nature Explorer)」「レジェンダリー(The Legendary)」「ストリート・クルーザー(The Street Cruiser )」の4種類です。ちなみに、ショー会場では純正アクセサリーを満載した、いわば純正カスタムも展示されていました。

本格派からストリート、歴史のオマージュまで

 続いて、それぞれのカスタムの内容を紹介しましょう。

 新型モデルとして標準車と共に、メインステージに飾られたのが「メリディアン(The Meridian)」です。本格的なオフロード走行を志向する冒険家というイメージです。

 特徴は、渡河性能を高めるシュノーケルと、ルーフの上に荷物を載せるラックが備わっていること。また、エンジンを守るためのアンダーガードも当然のように装着されています。

 これらのアイテムは、純正アクセサリーが用意されています。内容としては、純正アクセサリー装着車そのままと言えるようなものでした。

 現地モーターショーで高い注目を集めていたのが「ナチュール・エクスプローラー(The Nature Explorer)」です。これはルーフの上に組み立て式のテントを搭載したもの。いわば移動式ベースキャンプです。

 大きなフォグランプなども追加されています。テントなどの部品は、世界的なオフロードブランドであるARBを使用していました。1点ものではなく、真似できそうなところが魅力です。

「レジェンダリー(The Legendary)」は、ランドクルーザー・ファンであれば、一目瞭然の仕様。「ランドクルーザー70」をイメージさせるレトロなカスタムです。

 クリームイエローのボディカラーと、メッキのモールとホイールだけで、かなりよい雰囲気に仕上がっていました。これも真似しやすい内容ですから、世界的に流行るカスタムになるかもしれまません。

 最後の「ストリート・クルーザー(The Street Cruiser )」は、ちょっと異色なカスタムです。驚くのは、ルーフの後端にウイングが付いていたこと。

 タイヤはオンロード向けですし、ブレーキも高性能なブレンボに交換されています。また、リヤのトーイングヒッチ(トレーラーをけん引するときに使う連結部)を使ったキャリーにオートバイを搭載しているのも目を引きます。都会でのアクティブなライフスタイルを提案するカスタムでした。

 タイにおいて複数のカスタムが提案されたランドクルーザーFJですが、日本においても発売されればカスタムが大人気になることは間違いありません。

 日本での発売は2026年の年央ということですから、来年1月の東京オートサロンには、数多くのランドクルーザーFJカスタムを見ることができるのではないでしょうか。楽しみに待ちましょう。

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Writer: 鈴木ケンイチ

1966年生まれ。國學院大学経済学部卒業後、雑誌編集者を経て独立。自動車専門誌を中心に一般誌やインターネット媒体などで執筆活動を行う。特にインタビューを得意とし、ユーザーやショップ・スタッフ、開発者などへの取材を数多く経験。モータースポーツは自身が楽しむ“遊び”として、ナンバー付きや耐久など草レースを中心に積極的に参加。見えにくい、エンジニアリングやコンセプト、魅力などを、分かりやすく説明するように、日々努力している。最近は新技術や環境関係に注目。年間3~4回の海外モーターショー取材を実施。

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