日産「新型フェアレディZ」発表! 4年ぶり大幅刷新で“初代Z”の「Gノーズ」復活!? 高性能「MTモデル」も新登場の「後輪駆動スポーツカー」どう変わった?
日産の米国法人はマイナーチェンジを実施した新型「Z」(日本名:フェアレディZ)を発表しました。高性能仕様に待望のマニュアルトランスミッションが搭載されるなどの仕様変更が行われます。期待のニューモデルは国内仕様とどう違うのか、見ていきましょう。
マニュアルの「Z NISMO」に期待大!
2026年3月23日、日産の米国法人はマイナーチェンジを実施した新型「Z」(日本名:フェアレディZ)2027年モデルを発表しました。
デザイン変更、ハンドリングの向上などの仕様変更に加え、高性能モデルに待望の6速MT(マニュアルトランスミッション)が搭載されるようです。
日産の象徴的なモデルであるフェアレディZが、2027年モデルとして大幅な改良を受けます。
高性能版420馬力の「Z NISMO」には6速MTと、GT-R由来のブレーキが新たに採用され、「Z sport」と「Performance」グレードには、新なデザインと新色「グリーンパール」のボディカラーが採用されるようです。
NISMOに搭載される6速MTは、NISMOグレード専用に設計されており、Z sportやPerformanceグレードと比較して、クラッチが強化されています。
また新型のシフトレバーはシフトストロークが大幅に短縮され、より素早くしっかりとしたギアチェンジを実現しました。

また、3リッターV型6気筒ツインターボエンジンのマニュアル車専用チューニングでは、スロットルと点火タイミングの制御を調整することで、よりシャープでアグレッシブなスロットルレスポンスと、トルク伝達を実現し、ドライバーに満足のいくパワフルな加速を体感させてくれるといいます。
また、アクティブサウンドエンハンスメントとアクティブノイズキャンセリングシステムも同様に、MT車向けに再調整され、スポーツモードでは吸気音と排気音がこれまで以上に増幅されます。
足回りにも改良が施されました。
フロントブレーキにはGT-Rから受け継いだ2ピース構造のアルミニウム製ブレーキローターを採用。冷却機能の改良で、サーキット走行時のブレーキパッド温度を大幅に低減するとともに、約8.6kgの軽量化を実現しました。
さらに、NISMOのサスペンションは、フロントエンドの軽量化に合わせて再調整。ステアリングラックの改良により、フリクションが20%低減され、スムーズなコーナリングフィールと修正舵の少なさを提供します。
さらに大径モノチューブ式ショックアブソーバーを採用することで、Z Performanceの乗り心地やハンドリング性能がさらに向上しました。
エクステリアデザインでは、クラシックな日産スポーツカーからのインスピレーションを受け、デザインを一新したフロントバンパーとグリルを採用。フロントノーズには日産ロゴに変わって、Zエンブレムが装着されます。
初代フェアレディZ(S30型)で国内向けの高性能仕様「240ZG」に備わっていた通称「Gノーズ」をほうふつとさせるフロントマスクで、往年のファンのみならず若いユーザーに対しても新鮮な印象を与える秀逸なデザインといえるでしょう。
またバンパー・グリル・内部ダクトの形状を設計し直し、冷却気流を最適化して空気抵抗と揚力を低減しました。
Z Performanceでは、ブラックスポークと機械加工仕上げのリムを備えた鍛造19インチホイールを採用したほか、新しいタンカラーのインテリアオプションも用意されているようです。
また、2027年モデルのZには、鮮やかな「グリーンパールメタリック」の新色ボディカラーを採用。この新色は往年もS30型フェアレディZに見られたグリーンからインスピレーションを受けつつ、現代的にアレンジされたものです。
ボディサイズは全長173.2(約4400mm)インチ×全幅72.6インチ(約1845mm)[NISMOは73.6インチ(約1870mm)]×全高51.8インチ(約1315mm)で、ホイールベースは100.4インチ(約2550mm)となっています。
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先行して発表されていた、日本国内仕様のフェアレディZ(マイナーチェンジモデル)と、ほぼ同様の改良となった今回の北米仕様の発売は、日本国内と同時期の2026年夏の予定です。
このあと4月3日より開催される「ニューヨーク国際オートショー」で北米デビューとなります。
なお販売価格などは、正式発売が近づいたタイミングで改めて公開されるとのことです。
限界領域での走行性能を大幅にアップさせたZ NISMOをはじめ、魅力的なモデルがラインナップされる新型フェアレディZ。今夏の登場を心待ちにしましょう。
Writer: 赤羽馬
金融業・自動車ディーラー営業マンを経て、ライターとして独立。幼少期からの自動車カタログ収集癖あり。エンドユーザーに役立つ話や経済・金融とクルマに関する情報を発信中。









































































